芥川賞作家の西村賢太さんが亡くなりました。
芥川賞受賞した時は驚きました。
中学卒業から働いている、所謂【中卒】が最終学歴の西村賢太さん。
私小説作家としても有名ですね。
ぶっ飛んだコメントも多いけど、骨太の作品を描く方でしたね。
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西村賢太さんの死因
都内の病院で亡くなられたとのことです。当初、詳しい死因は発表されていませんでした。
現在死因は調査中とのことです。
【4日夜、タクシー乗車中に意識を失い病院搬送、5日朝に死去】したのとのことです。
1967年7月12日生まれ54歳と言う年齢でした。
具合悪かったからタクシーを呼んで夜間対応している病院に行ったのか、出先での体調不良かは定かではありません。
西村さんは、家族がいるという情報はありませんので、独りで体調を崩すと言うのは不安だったことでしょう。
先日お亡くなりになった石原慎太郎さんへの追悼として、読売新聞に寄稿されていました。
さすがの文章力。その西村さんがなぜ？と激震が走りました。
石原慎太郎さんが亡くなって、追悼原稿をあげてわずかで亡くなるとは…
西村賢太さん死去についてみんなの反応
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西村賢太さんの恋人・家族
西村さんは、家族を持つということに力をあまり注いでいなかったようです。
しかし、私小説作家ですので、彼女と同棲していたものも存在します。
俗にいう【秋恵もの】というものです。
彼女との生活で潤いはあったようです。
しかし、彼女には苦労を掛けて別れたようです。
西村さんは独身でした。
西村さんのご両親は父親が強盗強姦事件を起こして、刑務所の収監されて
両親は離婚されたそうです。
不憫で、可哀そうな生い立ちです。
しかし、それをばねにして、芥川賞作家となったので大したものだと思います。
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西村賢太さんの作品
ここで西村賢太さんの代表作を見ていきましょう。
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なんといっても、芥川賞受賞作の【苦役列車】は外せませんね。
- 『どうで死ぬ身の一踊り』
- 『二度はゆけぬ町の地図』
- 『小銭をかぞえる』
- 『廃疾かかえて』
- 『随筆集 一私小説書きの弁』
- 『人もいない春』
- 『西村賢太対話集』
- 『随筆集 一日』
- 『一私小説書きの日乗』
- 『棺に跨がる』
- 『形影相弔・歪んだ忌日』
- 『けがれなき酒のへど 西村賢太自選短篇集』
- 『やまいだれの歌』
- 『痴者の食卓』ほか。
苦役列車の映画化も良かったです。
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森山未來さんの演技力に脱帽でした。
私小説作家として名高い西村さんでしたが、どのようになくなったのかは分からないのは、
これまた、当たり前のことですが、なんとも、もどかしい気持ちが残ります。
ご冥福をお祈り申し上げます。
