中学聖日記・1話・感想・になります。
有村架純演じる女性教師と男子中学生の“禁断の恋”を描くヒューマンラブストーリー
原作はこちら
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中学聖日記・1話あらすじ
新任教師の聖(有村架純)は、神奈川の片田舎にある子星中学校3年生のクラス担任となる。
一方、大阪に住み、聖と遠距離恋愛中の商社マン・勝太郎(町田啓太)は、海外支社から来た切れ者の上司・原口(吉田羊)に振り回され、仕事に忙殺されていた。
ある日、聖はクラスの生徒・晶(岡田健史)が弁当を持って自転車に乗る姿を目撃。
晶は母子家庭に育ち、反抗期の真っ最中だった。翌日、聖は学校で晶に声を掛ける。その時、聖に容姿を褒められた晶は、様々な感情が押し寄せ、衝動的に聖の頬をたたいてしまう
Yahoo!TVから引用
中学聖日記・感想・映像がやたらキレイ音楽が切ない演出があざとい
まず、内容と反して、緑豊かで自然が豊かな舞台の中学校で、3年生の国語教師となる新米教師、末永聖 (有村架純)。
音楽が切なく、映像がやたらキレイです。
大阪~神奈川と連絡のやり取り、聖と、健史の心象風景の表現、演出はうまいと感じました。
でも、聖のことを劇中で生徒が「あざとい」と言っていたけど、まさにそれ。
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中学生と新任教師の恋愛
中学生と新任教師の恋愛。
まず、この時点で虫唾が走ってはいました(笑)
1話冒頭から、晶(岡田健史)が当時(聖に恋をしていた)に対するモノローグが出てきます。
あの時はおかしかった
というような内容。
そもそも、アイドルをカッコいいと思うように、大人から見ても、中学生であっても、魅力的な男子はいると思いますよ。
でも、そこで、踏み込むか踏み込まないかは、やはり個人の倫理観の問題ですよ。
ココがポイント
純粋であるからこそ、その恋心や魅かれていく感情に嘘を付けないのなら、純粋は悪です。
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LGBT要素まで盛り込むあざとさ
婚約者の上司までもが、三角関係に入ってきちゃうの?って話です。
そして、こっちは、こっちでLGBT。パーティー会場で女同士でキスするとか。
気持ち悪すぎて付いていけませんでしたね。(↑LGBTだからという意味ではなく)
バリキャリで、マクロビアンな女性が、「LGBTで結婚しないのでは?」というこっちはこっちで風評被害の元の考えになりそうな要素。
安易にLGBT要素を取り込んでほしくなかったですね。
って原作がそうなのでしょうが・・・
なんともまあ、盛り込みすぎ。
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女1人で息子を育ているお母さんが不憫でならない
私もちょうど、中学校の国語女性教師の知り合いがいますが、中学生と言えば反抗期です。
取っ組み合いくらい(あくまでも気持ちの話体罰はNG)の強い気持ちで取り組まないと、【グレかけた子供たちは更生させられない】と言っていました。
親と連絡取りあって、親も生徒も「問題のある生徒」の対応は真剣勝負で挑まないといけないと言っていました。
中学生って、人間形成においてとっても重要な時期です。そこでグレてしまったらそういう道に進んでしまいますからね。
そんなさなかに、教師が生徒に・・・何が恋?何が禁断の恋だです。
聖のIDを盗み書き込んでいる謎の人物がいるけど、そんなの数日もすれば、聖が書き込んでいるのではないとバレるでしょう。
そもそも先生を憧れの対象とするもの
知合いの幼稚園児は、「先生が1番かわいいと思っていた抱っこして」と言って普段関りのない【カワイイ先生】に、こっそり抱っこを求めたと言っていました。
何が言いたいかと言うと、中学生どころか、幼稚園児まで先生を、カワイイと恋愛の対象に見るものなのです。
生徒や子供たちの気まぐれな憧れの気持ちに、先生が応えてどうする!!
聖のダメすぎるポイント
聖は、何で、晶に、ビンタされた時に、先生らしく注意しなかったのか。
生徒が先生を何もしていないのにビンタして許される訳はありません。
新米教師と言えども、分からないのだろうか。
ダメなものはダメと認識する力がそもそもないのでしょうか?
隕石が用務員さんに落ちてぶつかって亡くなったという生徒の言葉を鵜呑みにして黙とうまでするバカさ
愚かとしか言いようがない。
その話を生徒から聞いたら、まず、「おかしいな?」と思わない事。さらに、同僚に確認して裏を取らない事。
黙とうまでする愚かさ。
総合的に、聖は教師になっては絶対いけない人です。中学生の気まぐれな恋心に応えるおろかな教師。
今作は、有村架純の無駄使いです。有村架純は純粋でピュアで、元々持っているそういうものと相乗効果で成功した【ひよっこ】と比べて、有村架純がもったいない。
ピュアであることは、決して愚かであることでもバカでもありません。
そういった意味で、このドラマの主人公聖は、バカです。残念でなりません。
中学聖日記見てまとめ
真面目に頑張っている教職員の方も多いと思う中、この手の犯罪を純愛と混同しかねないようなドラマは、毎日遅くまで仕事をして、土日まで部活動で潰れる、中学教師への、営業妨害です。
私の友人でも、ちょうど、中学の国語教師をしている女性教師がいました。
土日は、部活で時には遠征に行く時は、【自分の車で生徒たちを送ることもある】と言っていました。
その友人は、熱心な指導の結果、生徒たちを全国大会まで導きました。
そういう休日返上で働いて頑張っている教師を、若い女性教師だからという理由で色眼鏡で見られる社会になってしまうベースをドラマが育てます。
このドラマは社会悪以外の何ものでもないと思わざるを得ません。
そして、中学生の多感な時期。陰険さが見ていて憂鬱になりましたね。
もう、よっぽどのことがない限り見ないと思います。
禁断の恋と言えども、せめて高校生以上で。
中学生のように、心も体も中途半端で未成熟な時期です。公立中学が舞台のようですし、中3と言えば受験もあるでしょう。
生徒の将来を想えば、恋愛なんて間違っても言ってられません。
もはや、【自己満足】の聖を演じなければいけない有村架純も、変なイメージが付いてしまわないかと、お気の毒に思います。
きんぱっつあんに、聖をバカチンが!と言ってもらいたいです。
不快に思い続けながら見る必要はないので。
1話で離脱です。
中学聖日記・キャストスタッフ
- 原作:かわかみじゅんこ「中学聖日記」(祥伝社「FEEL YOUNG」連載中)
- 脚本:金子ありさ
- 演出:塚原あゆ子
- 演出:竹村謙太郎
- 演出:坪井敏雄
- プロデューサー:新井順子
- 主題歌:プロローグ/Uru
キャスト
有村架純
末永聖 役
子星中学校3年1組のクラス担任。国語を教える。しっかり者だが真面目さが空回りして生徒にからかわれることも。遠距離恋愛中のエリート商社マン・勝太郎と婚約しているが、不器用ながら全力で恋心をぶつけてくる教え子の晶の存在に心が揺れる。
岡田健史
黒岩晶 役
中学3年生。繊細で内向的な性格。担任の聖に一目ぼれし、初めての恋心を真っすぐにぶつける。流行に疎く世間知らずな面がある。
町田啓太
川合勝太郎 役
聖の婚約者。エリート商社マン。聖の大学時代からの恋人で、現在は大阪勤務のため遠距離恋愛中。明るくポジティブな性格で、教師として忙しい聖を優しく気遣う大人の男。
吉田羊
原口律 役
勝太郎の会社の先輩。帰国子女。バリバリのキャリアウーマンで毒舌キャラ。バイセクシャルで女性と恋愛中。勝太郎の恋愛相談に鋭いアドバイスをするなど、勝太郎の良き理解者であり、良い意味でも悪い意味でも影響を与える。
夏川結衣
黒岩愛子 役
晶の母。輸入雑貨販売を手掛けるやり手社長。夫と離婚後、女手一つで晶を育ててきた。放任主義だが、息子を守るためには手段をいとわない。晶の恋心に気付き、次第に聖を警戒する。