バカボンのパパよりバカなパパ2話ネタバレ・感想・指輪に込められた想い

我慢強く不二夫（玉山鉄二）を支えていた妻・眞知子（比嘉愛未）が家出してしまった。赤塚ファミリーは大騒ぎ。何が原因なのか、不二夫には心当たりがありすぎてわからないという。

バカボンのパパよりバカなパパ2話【モテモテで困るのだ】ネタバレ・感想です。

バカボンのパパよりバカなパパ2話・あらすじ

妻・眞知子（比嘉愛未）が家出する。何が原因なのか不二夫（玉山鉄二）には心当たりがありすぎてわからない。理由を確認していくと不二夫が眞知子（比嘉愛未）に渡した指輪が原因だったことが判明。常に面白いことを探し“世界一のバカを目指す赤塚不二夫”は良い。しかし、妻に高価な指輪を贈るような、普通の男になった不二夫を眞知子は許せなかったのだ。眞知子の想いが伝わって、不二夫は再びギャグ漫画の道を邁（まい）進する

Yahoo!テレビより引用

バカボンのパパよりバカなパパ2話・ネタバレ・感想

不二夫と眞知子さんの関係が、バカボンのパパとバカボンのママそのものですね。

おとぼけのパパを健気に支えるママ。

そして、今回のエピソードに始まる前、タモリと赤塚不二夫のエピソードが語られるのだが、

奇しくも、番組の放送順序が・・・

ブラタモリ→バカボンのパパよりバカなパパ

とたまたまなのか、この流れが絶妙。

タモリさんに目を掛けていた、先見の明があったのですね赤塚不二夫先生は。

天才は目が肥えているというか、細かいことに気付くよな

りえ子出版社に勤めて、「うち（赤塚家）の常識は世間の非常識」ということが分かる。

そして、りえ子のシェー。

眞知子さんが家出した理由

赤塚不二夫、暴走心当たりがありすぎな件・・・

• 誰彼構わず自宅に人を連れてきちゃう
• 編集者に漫画を描くためのBGMを歌わせる

妻・眞知子が家出する理由が山ほどあるという、恐るべし赤塚不二夫ワールド。

結局、妻・眞知子が家出した理由は・・・眞知子が大切なおもちゃの指輪を処分してしまったからでした。

妻が日頃つけていて大切にしてたものだった分かるだろうに・・・だけど、まあ安いおもちゃの指輪だしそれは仕方ないかな

指輪を川に捨てたという情報を得て、川でドジョウすくいのように指輪を探す不二夫。

理由を知り、りえ子も、元妻もみんなで指輪を探す。

しかし、不二夫は、皆に真意を悟られないように帰らせ、一人で指輪を探す。

近道は間違う道なのだ　不二夫の名言。

【皆で探すこと＝近道】は、間違う道と言う解釈ですね。その後、すぐに指輪見つけたから当たっていましたね。急がば回れ的なニュアンスですね。

皆に悟られないように帰らせるなど心遣いが粋ですね。愛が深い男それが不二夫だったのですね。

結局不二夫は、自ら川底の、おもちゃの指輪を探しあてて、眞知子に渡す。

しかし、せっかく探した指輪を、また川に投げてしまう眞知子。

眞知子の怒った本当の理由は、

おもちゃの指輪を捨てたことではなく、そこに込められた想いだったのです。

皆が幸せになるために、世界一のバカの天才を目指す

と言う、赤塚不二夫を好きになった眞知子さん。その想いが指輪に入っていた。

「皆が幸せになるために、世界一のバカの天才を目指す」という想いを捨てたように見えた不二夫と、指輪を捨ててしまった、これが眞知子には重なって見えたのです。家出の理由はこれでした。

おもちゃの指輪の小道具に込められた想いですね。

眞知子が投げた指輪を再び、探して拾うパパ。この時には、ただ単純に指輪を探し出しただけでなく、

皆が幸せになるために、世界一のバカの天才を目指すことを取り戻したのだろう。

夕日が沈んでいく。

夕日が沈んでいく情景は、怒りが収まるニュアンスなのでしょう。

不二夫の名言、人となりが分るエピソード満載でした。指輪に込められた想い。脚本に魅せられた回です。

バカボンのパパよりバカなパパ2話の評価4

キャスト・スタッフ

出演者
出演
玉山鉄二，比嘉愛未，長谷川京子，森川葵，馬場徹，駿河太郎，マギー，浅香航大，井藤瞬，千代將太，駒木根隆介，押元奈緒子，草笛光子，池田鉄洋，
語り
松尾スズキ
原作・脚本
原作
赤塚りえ子，
脚本
小松江里子