みかづき・5話・最終回・感想考察・ネタバレ感想・あすじも。
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みかづき5話・最終回・あらすじ
【最終回】
千明(永作博美)は、塾による学校経営の夢を抱く。だが、蘭(大政絢)の個人指導塾で不祥事が発生。千明は塾経営の一線から身を引き、2007年、生涯を終える。吾郎(高橋一生)が塾教育と千明との歳月をつづった「みかづき」。それを読んだ一郎(工藤阿須加)は、塾に通えない子へのボランティア授業に共鳴する大学生・阿里(岡本玲)に背中を押され、活動に手応えを感じ始める。yahootv・引用
みかづきについて知りたい方はこちら⇒みかづき・見逃し動画・再放送情報を解説!~高橋一生・永作博美W主演作品1話から最終話の無料で視聴できる方法も
みかづき5話・最終回・ネタバレ・ストーリー・全体の流れ
千明の夢・・・
学校を作ると言う、千明 (永作博美)に、蕗子 (黒川芽以)は、【お母さんの所には行きません】と言われてしまう。
千明 (永作博美)は、幼い一郎に期待を込める。
次女の蘭 (大政絢)はというと、独立して、新しいタイプの個別指導塾を作った。
先生は、若い容姿端麗の男女。
千明と吾郎は、【ら】抜き言葉などを使う、若い先生に不安視していた。
その想いは的中し、先生の1人が、中2女子に、援助交際の相手をあっせんした疑いで、逮捕されてしまった。
蘭 (大政絢)も、塾長として知らなかったじゃ済まされない上京。
そんな折に、蘭が消えた。
以前に、葛西の水族館行くと、頭がすっきりすると言っていた、蘭。
千明は、「蘭は私に似て、友達がいない。マグロよ」と閃く。
しかし、そこに、蘭が現れて、そろいもそろってバカなんじゃないの?と言われてしまう。
援助交際の斡旋を受けた、瀧本みやちゃんの家に行っていたそう。
最初は、門前払いされた。
翌日行ったら、態度が変わって、被害届は取り下げる。向こうからなかったことにして、と言われたらしい。
先生にお願いしたのは、瀧本みやちゃんの方だったのだ。
子供たちのビジネスだと勘違いしていたと、蘭 (大政絢)。
この事件をきっかけに、支援者を失い、千明 (永作博美)の学校の件は立ち消えた。
塾業界からも退く決意をした。
塾の最終日
大島吾郎 (高橋一生)と千明 (永作博美)は、千明の最後の日屋上で話す。
最後の日の前日、吾郎 (高橋一生)は、千明 (永作博美)の夢を見たそう。
夜の三日月だ。
千明のことを三日月だと思っていたと話す。
吾郎 は、千明 を、お疲れさまでしたと、言って抱きしめた。
千明たちのその後・・・
蘭 (大政絢)は、高齢者向けの弁当屋を立ち上げた。
これからの時代は、子供より、ご老人だと言って励む。
早期発見で入院する、千明 (永作博美)。
一応、吾郎 の本を持ってきたが、千明は読みませんよ、と言う。
菜々美(桜井日奈子)は、カナダから帰ってきた。
彼氏を捨てて帰ってきたそう。
蕗子 (黒川芽以)の本当のお父さんは、文部省の役人。
頼子(風吹ジュン)は、会いたければ会えばいいと言いメモを持ってきたけど、受け取らなかった。
しかし、白紙だった。
蘭 (大政絢)は、泣きながら謝る。
自分のせいで、塾業界から撤退させてしまって、ごめんなさいと。
蕗子 (黒川芽以)は、血のつながりがあろうが、なかろうが、吾郎と千明の娘で、おばあちゃんの孫だと言う。
蘭 (大政絢)は、あの時、マグロを見に行っていたと、白状する。
そして、菜々美(桜井日奈子)に捨てたんじゃなくて捨てられたのだと言い出す。
それを見た、千明は、あの子たちも、もう大丈夫ねと言う。
もう、満ちようとするのは辞めると、千明 (永作博美)。
三日月でいるの、結構好きかもと。
孫の一郎
その頃、孫の一郎は、就職試験にことごとく落ちていた。
一郎 (工藤阿須加)は、近所の子供たちの面倒を見る。
勉強をしてこない子供に、説教をする。
それを見ていた、井上阿里(岡本玲 )は、いきなりではなくて、少しずつ積み上げていこうとアドバイスする。
一郎 (工藤阿須加)は、自分は向いていなんじゃないか?と言うと、阿里(岡本玲 )に、始まる前から逃げ出そうとしていると、怒られる。
一郎 (工藤阿須加)は、母親含め、3姉妹に、アドバイスを受ける。
資金が必要だと言われる。
給食費が払えない子がいる。
そういう子がいるって知って、ほっとけなく思った。
それは、大島家の血だ。
お前ならやれると吾郎 (高橋一生)にもお墨付きをもらう。
吾郎 (高橋一生)は、独りぼっちだった用務員が本まで、出版している。
あの三日月をもっと輝かせてくれと。
この物語の続きは、一郎、お前がと、吾郎に、本を手渡される。
一郎は、不動産に行くと、慈善事業では、部屋は貸せないと言われてしまう。
千葉新塾のお偉いさんになった、六角さんに、空いている教室をお借りできないか?と、聞く。
それは、保護者からクレームが予想されるということで断られてしまったが、新人研修を無料でしてもらうことにはokしてもらえた。。
場所を探さないといけないと。
阿里(岡本玲 )に、目を閉じてなりたい姿をイメージできれば、実際に実現するそうだとアドバイスを受ける。
なりたい自分を想像する、一郎 (工藤阿須加)。
目を開けると、家のおばあちゃんが帰ってきていた。
おばあちゃんには、引き払うような真似してごめんねと言う。
頑張って見つけますと返答する。
宿題やって来ない子の変化
今日が、宅配弁当のおばあちゃんの家を借りて授業ができる最終日。
宿題をやってこない、萌ちゃんが、持ってきた。
採点する、一郎。
すると、70点。
一郎が、褒めると、泣き出す、萌ちゃん。
萌ちゃんは、いつも学校で、いてもいなくても同じ扱いを受けていた。
それが、一郎先生に、怒られてうれしかったそうだ。
褒められてさらにうれしくて泣き出してしまったのだ。
一郎 (工藤阿須加)は、思わずもらい泣きする。
井上阿里(岡本玲 )は抱き着く。
未来の話
千明と吾郎は、○○する時代はくるかな?→「ありえない」と言い合い、若かりし頃、話題にして盛り上がっていた。
千明 (永作博美)は、吾郎の本を、結局どれも読んでくれなかった。
吾郎は、「みかづき」というタイトルで、君と僕のこれまでの人生を辿る。
それは、ラブストーリーだと言うと・・・
「ありえない」と話し合う。
不肖の孫一郎に捧げてやろうと言う、千明 (永作博美)。
今度は、読みたいとも言う。
吾郎は、いろいろと思いだして、月を見上げる。
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みかづき5話最終回・感想・評価
最終回では、このドラマのタイトルでもある【みかづき】は、千明 (永作博美)そのものと捉えることができるように描かれています。
【みかづき】とは、満ちようとする、けど、満ちない様子。
それは、塾経営にも言えたのではないでしょうか。
結果的には、千明 (永作博美)の伸ばした、千葉新塾を継ぐ娘はいなかった。
大島家における、塾経営も満ちようとして満ちなかったのです。
そして、最終回は、【大島家の血】に関しても表現されていました。
しかし、千明いわく、【不肖の孫、一郎】が、大島家の遺伝子や理念を引き継ぎ、【塾にお金がなくて行けない子】を世話をします。
大島家の塾経営の、ろうそくの炎は消えかけたように見えましたが、まだ消えていません。
一郎による、兆しが見えたところで終わりました。
一郎のやりたいことは、まさに、用務員室で、吾郎がやっていたことです。
そして、学校ではなくて、六角さんに、塾(千葉新塾)の一室を貸してほしいと頼みに行きましたね。
結果ダメでしたが、教師の指導はしてくれるということでした。
最終回は、千明の娘、蘭 (大政絢)、蕗子 (黒川芽以)、菜々美(桜井日奈子)も、どこか満ちていない様子が描かれていました。
蘭 (大政絢)は、独自で始めた塾経営につまづき、千明に似て友達がいない所。
蕗子 (黒川芽以)は、お父さんが誰だか分からない、さらに文部省のお偉いさん?ということらしい。
教師として働く蕗子 (黒川芽以)にとって、父の方針(文部省の役人)に近づこうと、まさに、満ちようとしている【みかづき】状態です。
菜々美(桜井日奈子)は、カナダで、彼氏を捨ててきたと偽り、実は捨てられた様。
どこか、欠けていて、満ち足りていない【みかづき】状態の3姉妹でした。
長女の蕗子 (黒川芽以)は、実際のお父さんは違えども、【大島吾郎】のスピリットを受け継いだ娘です。
3姉妹が、寄り添い、助け合えば、満ち足りていない、【みかづき】も【満月】になるなと思いました。
3人で抱き合っているシーンでそう思いました。
また、エンディングに、【みかづき】とタイトルなのに、出演者の皆さんが、〇を表現します。
やはり、そういう意味でも、【みかづき】は【みかづき】のままにあらず、を感じました。
憂いや切なさがあるけど、越えていくそれが人生です。
【千明の人生は、千葉新塾を起こした】
と1行で済ますことができる内容も、まさに、表と裏があります。
月と太陽、満月と三日月、様々な表情があるのです。
そういったことが、凝縮されていたドラマでした。
しかし、5回では少なすぎる。
駆け足過ぎたなというのが正直な感想です。
心に染みわたるいいお話でした。
みかづき5話・評価4
1話からの感想
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【みかづき】キャスト・スタッフ
【開始日】1/26
【時間】9時00分~
【出演】高橋一生、永作博美、工藤阿須加、大政絢、壇蜜、黒川芽以、風吹ジュン
【原作】森絵都
【脚本】水橋文美江
【演出】片岡敬司、廣田哲
【制作統括】陸田元一、黒沢淳、高橋練
【HP】みかづき
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ちなみに、「みかづき」は、単話で見る場合、1話216円です。
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(本ページの情報は2019年2月2日時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。)
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