さくらの親子丼2~8話・最終回ネタバレ・感想・見逃しになります。
真矢ミキ主演の社会派人情ドラマの続編。傷付いた少年少女たちと食事を通じて向き合う
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さくらの親子丼2・8話あらすじ
【最終回】
香(塩野瑛久)が窃盗団の一味として警察に捕まった。香が無断外出を繰り返していたことを知っていたさくら(真矢ミキ)が自分を責める中、桃子(名取裕子)や川端(柄本時生)は香を救うために奔走する。そんな時、「ハチドリの家」に新たな少女が保護され、彼女の顔を見たさくらは驚く。一方、ハチドリの家で1年半以上暮らす由夏(岡本夏美)がついに美容院で働くことになる
さくらの親子丼2・見逃した方は
参考さくらの親子丼2・見逃配信動画・視聴方法~ 真矢みき主演作1話から
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さくらの親子丼2・8話・最終回感想
香(塩野瑛久)
窃盗団の一味として警察に捕まったけど、それは、妹を助けるためだった。
最後の最後まで、香(塩野瑛久)が、ハチドリの家に帰ってくるかもと期待し望んだけど、結局ダメだった。
香(塩野瑛久)は、気さくで、ワルながら根がいい奴。
この件で、弁護士の川端哲也(柄本時生)も落ち込んだ。
ぐでんぐでんに酔っ払ってみたり、哲也の葛藤も相当のものだった。
それだけ、真剣にハチドリの家の子供たちに接しているのだなと思った。
さらに、引き抜きもあったし、責任を感じて辞めると言い出してみたり。
子供たちの、1人1人の人生が掛かっているからこそ、大変だと思う。
詩の受験
小宮山詩(祷キララ)は、大学受験。
医者の父親からの軋轢があったが、医者を目指していた。
しかし、最終的に出願したのは、法学部。
ハチドリの家に来て、やりたいことは、弁護士の桃子先生(名取裕子)や哲也(柄本時生)みたいに、【困った子供たちを救いたい】と変わった。
これって、本当にすごいことだし、ここは感動ポイントだった。
哲也(柄本時生)がもう、辞めようと落ち込んでいる時の、良い起爆剤になったと思う。
こうやって、人間ってどちらも相互で影響されているのだなと思いました。

そして、詩の、試験の時に、さくらに、抱きしめてとお願いして、抱きしめていたのを、桃子先生は、いい顔しなかった。
それは、子供たちの自立にならないからと禁止されていました。
いや、でも、ハグってアメリカでは挨拶みたいなものだし。
言葉で何度言っても伝わらないことが、ハグの1回で、通じることもあるよと思うし。
まだまだ、固いなと思いましたね。
もっと日本でも、、ハグが普通に受け入れられればいいなと思った。
何も、親子でなくても、恋人同士ではなくても、それくらいは良いと思ったのだが・・・
由夏(岡本夏美)
そんな中、ハチドリの家で1年半以上暮らす由夏(岡本夏美)が美容院で働くことになる。
しかし、由夏(岡本夏美)の人生こそ激動のものだった。
15歳で妊娠出産、悪い仲間たちと一緒に、最初は被害を受けたとはいえ、傷害致死罪までに至ってしまったという、過去。
人生の前半で、取り返しがつかないことをしてしまった人に対して世間の風は冷たい。
冷たいどころか、壮絶ないじめを受ける。

更生の意志があるのに・・・ってとても悔しい気持ちになった。
でも、実際の世の中では、そんなに、簡単にバレるかな?
本人の頑張りが認められ、いじめを受けないでも、働ける職場もあると思うんだけど。
手に職の世界だしさ。
ロッカーに【人殺し】と書かれても、足を引っかからせてわざと転ばされても、なんとか、踏ん張っていた、由夏(岡本夏美)だった。
だけど、とうとう、職場の人を殴って逃走。
その場面は詳細に描かれてはいなかったけど、もっとひどい、よっぽどのことがあったんだろうなと推察される。
そこで、さくらさんの登場。
さくらはさくらのやり方で
弁護士・桃子(名取裕子)の考えでは、叱って殴る体罰はもちろんダメだけど、ハグをして、受け入れるのもダメ。
しかし、さくらさんは、【手】を使って、子供たちに触れあってきた。
手を使って料理を作って、間違ったことがあったら、叩いて、抱きしめるそれがさくらさんのやり方。
体罰がだめと叫ばれて久しいけど、自分の感情のはけ口的に行う体罰と違って、さくらさんの体罰には、優しさがある。
さくらさんは、本当、いるだけで、周りをいやしてくれる人。
さくらさんだって、子供を非行少年に殺されるという痛烈な過去があるのに、それを引きずらないで、良い教訓として今を生きている。

さくらさんは何人も必要
さくらさんが、泥水の中を泳いできた由夏(岡本夏美)に言った言葉、あなたの性根は曲がってない、純粋だ的なことを言っていたけど、本当この言葉ってパワーが出ますよ。

【性格悪い】、【なんて性格だ】、【性根が腐ってる】などなど、これを言われると、もう、それを発した相手なんか信じてやらないと思いますよね。
黒柳徹子さんも、子供の時に、校長先生に言われた、【あなたは本当はいい子なんだよ】と言う言葉に救われたということをおっしゃっていました。
誰かに、信じてもらえているってそれだけで、パワーが出ます。
さくらさんは、桃子(名取裕子)先生に、クビを言い渡されてしまった。
だけど、由夏(岡本夏美)を救えるのは、さくらさんだけだ任せたという思いがあってのことでしょうしね。
この世の中、こういう困った子供たちだけでなく、大人も、もっと小さい子供も、いろいろと傷つくことが多い世の中です。
【問題】が多い世の中です。
現実には、さくらさんのような人は、たくさんいません。
みんな自分がかわいいです。
自分すらも、癒せないまま、傷を抱えて生きています。
我々1人1人が、傷ついている人に、そっとこのさくらさんが発した言葉を投げかけてあげる。
それだけでも、本当にハチドリのしずくになると思います。
あなたの心は、汚れてなんかいない。根は純粋できれいだと。それだけで、救われる人が多くいるのではないかと思いました。
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さくらの親子丼2・8話・最終回・評価
さくらさんの【手】から繰り広げられるもの(叱る手、ハグする手、料理する手)を題材によい物語になっていました。
かなり、辛い立場の子供たちの話だったけど、それを抜きとしても、なかなかこういう世の中への教訓という意味での、見ごたえのある作品が少なくなってきている気がします。
涙なくして、見られない、感動作品でした。
真矢ミキさんが本当に素敵でした。
さくらの親子丼2・8話評価4.3
1話からの感想
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さくらの親子丼2・キャストスタッフ
キャスト
キャスト
真矢ミキ
九十九さくら 役
自宅兼古本屋の「九十九堂」店主。行き場をなくしておなかをすかせている人に無料で親子丼を提供していたが、三谷から頼まれ、子どもシェルター「ハチドリの家」を手伝うことに。虐待などで深く傷付いた子どもたちの姿に衝撃を受け、食事を通じて彼らと向き合う。
柄本時生
川端哲也 役
「三谷法律事務所」の新人弁護士で、「ハチドリの家」では、親権者との調整や法的支援を担当。大学在学中に司法試験に合格するほど優秀で、強い正義感と熱意を持つ。入居してくる子どもたちの実情を知り衝撃を受けるが、うまく彼らとコミュニケーションが取れず振り回される。
相島一之
鍋島真之介 役
「ハチドリの家」のホーム長。かつて教師をしていたが、ある理由により退職。子どもに対して厳しく接しきれない面もある。
名取裕子
三谷桃子 役
「三谷法律事務所」の所長。多忙な弁護士業務の合間を縫って、無報酬で「ハチドリの家」の運営に携わり、子どもの面談や入居の判断などを行う。さくらの長男が亡くなった事件の加害者側の弁護士としてさくらと知り合い、次第にお互い信頼する間柄になった。
スタッフ
原作:清水有生
脚本:清水有生
演出:谷川功
演出:木内健人
プロデューサー:市野直親
プロデューサー:河角直樹
プロデューサー:浦井孝行
プロデューサー:村山太郎
主題歌:光/RINA
さくらの親子丼2・見逃した方は
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2017年12月1日現時点での情報です。FODでお確かめください。