黄昏流星群・5話ネタバレ・感想・考察になります。
弘兼憲史原作、佐々木蔵之介主演。人生の岐路にたたずむ男女の切ないラブストーリー
原作はこちら
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黄昏流星群・5話あらすじ
栞(黒木瞳)を同伴する完治(佐々木蔵之介)は、思いがけない場所で美咲(石川恋)と遭遇し、がくぜん。翌朝、美咲を問い詰めるが、逆に言い負かされる。一方、春輝(藤井流星)は体調の優れない母・冴(麻生祐未)から、恒例の親子旅行を、今年は美咲家族と行ってきてはどうかと勧められる。そこで、完治はやむなく、栞との山行きを延期した。旅行当夜、旅館の部屋に一人でいた真璃子(中山美穂)は、完治の携帯電話の着信音に気付く。
Yahoo!TVから引用
黄昏流星群・見逃した方は
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黄昏流星群・5話・ネタバレ・ストーリー・全体の流れ・考察・感想含む
バッタリ出会った後の情事は・・・
ホテルで、年配男性(高田純次)とキスをする、娘・美咲 (石川恋)とバッタリ、居合わせてしまった。
エレベーターから降りた完治(佐々木蔵之介)は、普通に栞(黒木瞳)とホテルの部屋に入った。
部屋に入り、完治、やっぱり気分が乗らないで、「すみません。色々考えることがあるんで」と。
栞には「無理しないでください」と言われてしまう。
一方、勘違いする栞。
栞「自分がダメだったから、ホテルに入っても何もできなかったんだ、自分が悪いんです」との発言。
翌朝、美咲に問い詰めると、「お母さんに聞かれたくないでしょう。」と言われてしまう。
美咲は、キレながらも「春輝 (藤井流星)とは結婚するから、お互いお母さんには、秘密」と。
鬼怒川旅行へ瀧沢一家&春輝で
春輝のお母さんは、体調が悪いらしい。
なかなか、外に行くのも大変だそう。
春輝との思い出の鬼怒川の旅館に、「美咲と一緒に行ってきて」と言われる。
ココがポイント
お母さんが好きだった旅館
旅行中でも、美咲は、高田純次と連絡を取っていた所を、完治は盗み見して責める。
美咲は「そんなことより、お母さんに優しくしてあげて」と、言われてしまう。
その間に2人残された、真璃子 (中山美穂)と春輝が、旅館の女将さんに気を遣われて、ツーショットの写真を撮ったりする。
完治は、部屋に付いていたお風呂に「一緒に入ろうか」と提案するも、真璃子に拒まれてしまう。
完治は、1人で大浴場に行った、その帰りに美咲の浮気相手を、検索して調べたら、自分よりも16個も上の大学教授が相手だったことが判明した。
ますます、完治の怒りが増して、美咲を探し回っていたら、またスマホをいじっていた。
美咲に問い詰めると、「好きだけど、ずっと一緒にいたいけど、もうすぐ別れない(結婚で)といけないと。お父さんだって、あの人とすぐ別れられないでしょう?」と言って怒って立ち去る。
それを、春輝が見ていた。
落ち込む春輝の、前には真璃子が。
真璃子も、完治の、うるさく鳴り響いていたスマホに出てしまって、また落ち込んでいた。
その相手とは、完治の不倫相手・栞だった。
夏はホタルが出るという竹林の道を歩く春輝と、真璃子。
冬でホタルなんていないのに、【ホタルを掴もうとする】真璃子に、春輝は、キスをする。
ココがポイント
エアーホタル=見えない希望を掴もうとする、真璃子ですね。これは、表現がうまい!
その後の旅行は、何事もなかったかのように、過ごす春輝。
真璃子は、「何もなかったんだ。春輝は、優しいから、自分の寂しさに反応しただけだ」と思い込もうとする。
栞のお母さん亡くなる
栞は老人ホームで相変わらず、認知症の母親の介護。
と思いきや、お母さんは亡くなってしまった。
取り乱す、栞。
完治が旅行中だと知っていたも、ついつい電話を掛けてしまう。
出ない。
掛け続けてしまう。
完治は、美咲ともめている最中だった。
鳴り響くスマホを、真璃子が電話を取ってしまう。
栞「間違えました」と言って切る。
1人、家に帰り、号泣する栞。
完治が訪ねてきて、何かできることはないか?と寄り添おうとする。
栞は、「もう、介護をしなくて済む」と精一杯強がる。
「旅行中だと知っているのにルール違反で電話してしまった、奥さんが出た、でも、一線は超えていない。」と主張して、何もなかったまだ引き返せると、栞。
脱ぎ掛けた完治のコートのボタンを締める栞。
完治を追い出そうとするも、その勢いには負けずに、強引にキスをし・・・とうとう一線を越えてしまうのであった。
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黄昏流星群・5話・感想・評価
5話の最初で、完治と栞は体の関係へ発展しようと試みましたが、できませんでした。
【一線を越えるか、超えないか】が、今回の5話のテーマでもありました。
結局、紆余曲折あり、というか、すごい色々あり、超えてしまいました(笑)
今回は、マザーが色濃く出てきました。
だれのお母さんかと言うと、1、春輝のお母さんと、2、栞のお母さんです。
それぞれのお母さんが、以前と違うような状態になってしまった。
そこで、物語が動くのです。
春輝のお母さんは、想いでの宿にも行けなくなってしまった。
栞のお母さんは、亡くなってしまった。
春輝は、母親との思い出の旅館で、真璃子との距離を縮めます。
真璃子を、自分に重ねつつ、大好きな母にも重ねているのでしょう。
結局、男って究極マザコンですが、この春輝は、完璧にマザコン。
紳士マザコンです(笑)
一方、栞も、マザコンという表現はおかしいかもしれませんが、「お母さんが大好きでした」
じゃなかったら、介護が必要な身になったとはいえ、あんなに甲斐甲斐しく介護できません。
父親も亡くなっていて、独身の栞。
1人この世界に取り残された栞の悲しみは、相当なものでしょう。
栞の母親の葬儀のあたりから、見てるこちらも、涙が止まりませんでした。
また、完治が栞の家に押しかけてくるも、精一杯強がる栞。
栞さん、健気で素敵です。
こんなにも、混線して入り乱れた、不倫状況。
家族のだれもが不倫しています。
普通に考えたら、あり得な過ぎて見てられなくなると思う所、ここまでも感情移入を誘う、この黄昏流星群はそういった意味では、すごい作品だなと思います。
泣いてリフレッシュできましたよ。
黄昏流星群・5話評価4
1話からの感想
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黄昏流星群・キャストスタッフ
キャスト
佐々木蔵之介
瀧沢完治 役
若葉銀行の行員として仕事にまい進し支店長まで登り詰めるが、出世を目前に左遷され、取引先の倉庫会社に出向することに。仕事一辺倒だった自分の人生に疑問を抱き始め、家族に出張と偽って訪れたスイスで、栞と運命の出会いをする。
中山美穂
瀧沢真璃子 役
完治の妻。恋愛結婚し、専業主婦として家族を支えてきた。完治の浮気を疑うが口にできず、娘・美咲の婚約者である春輝の存在が心の支えになっていく。
藤井流星
日野春輝 役
美咲の婚約者で、将来を期待される若手弁護士。最初は美咲の母として真璃子に接していたが、離婚の相談に乗るうちに真璃子にひかれている自分に気付く。
石川恋
瀧沢美咲 役
大手商社に勤務する、完治と真璃子の一人娘。今まで両親に心配を掛けたことのない、しっかりした性格。仕事一筋で家庭をあまり顧みてこなかった完治には反発しているが、真璃子とは仲良し。実は、真璃子にも言えない大きな秘密を抱えている。
礼二
川本保 役
完治の出向先の物流会社「荻野倉庫」の財務総務課長。現場からのたたき上げで、銀行から出向してきた完治をよく思わず、つらく当たる。
八木亜希子
水原聡美 役
大学時代からの真璃子の友人で、バツイチの翻訳家。長年イギリスにいた経験や新情報に頻繁に触れる職業柄、真璃子に助言をする。完治とも大学からの旧知の仲。おしゃべりで快活な性格。
小野武彦
徳田和夫 役
完治の行きつけの居酒屋「一番星」の大将。行き場を失いがちな完治の良き相談相手となる一方で、何かと多くのうわさがある謎多き人物。
黒木瞳
目黒栞 役
完治が旅先で出会う運命の女性。母親の介護を続けてきて、独り身。感性豊かで心(しん)が強い。
スタッフ
原作:弘兼憲史「黄昏流星群」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載中)
脚本:浅野妙子
演出:平野眞
演出:林徹
演出:森脇智延
プロデューサー:高田雄貴
主題歌:half of me/平井堅
\今のうちです(視聴可能期限あり)/