黄昏流星群・最終回・10話ネタバレ・感想・考察になります。
弘兼憲史原作、佐々木蔵之介主演。人生の岐路にたたずむ男女の切ないラブストーリー
原作はこちら
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黄昏流星群・最終回・10話あらすじ
【最終回】
真璃子(中山美穂)は春輝(藤井流星)の母・冴(麻生祐未)から、これまでの礼を言われると同時に、ある決断を迫られる。銀行に復帰した完治(佐々木蔵之介)は、不正融資に関する調査委員会の長を務め、融資が部長・井上(平山祐介)の独断ではなく、常務・金田(伊藤正之)ら幹部の関与を確信する。一方、魚市場で働く栞(黒木瞳)は、不正融資の記者会見でテレビに映る完治の姿に驚く。Yahoo!TVから引用
黄昏流星群・見逃した方は
参考【黄昏流星群】の見逃し・配信動画・視聴方法~佐々木蔵之介作品1話から・無料期間あり
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黄昏流星群・最終回10話・ネタバレ・ストーリー・全体の流れ・考察・感想含む
井上(平山祐介)は、命は無事だった。
そして、この件は、ニュースにまでなって世間を騒がせた。
春輝 (藤井流星)の母親、日野 冴(麻生祐未)は、ホスピスに入ることになった。
日野 冴(麻生祐未)は、春輝 (藤井流星)がいない間に、真璃子 (中山美穂)に、そっと伝える。
あなたも子を持つ親なら、分かるはずだ。
今日で、終わり。春輝の前から消えてくれと。
素直に、従う、真璃子 (中山美穂)。
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家に戻った真璃子
真璃子 (中山美穂)は、家に戻った。
完治 (佐々木蔵之介)は真璃子 (中山美穂)に、これから、行くところがある付いてきてくれと言われる。
行き先は、井上の見舞いだった。
自ら、不正融資を働いた、悪徳銀行員だと、井上(平山祐介)。
本店の融資部長の居場所を守りたかったとも。
しかし、完治は、井上の無念を晴らしたい。
井上は、完治と真璃子 に、仲良くやれと言う。
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春輝から、「会いたい」とメッセージが真璃子 に届くも、「もう、会いません」と返す。
悲しい栞
栞は、病状的に、漁場で働くのは無理。
同僚の、美保純に、糖尿病だと見透かされて、食堂で、働くように気遣いを受ける。
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栞は、完治が、TVで、若葉銀行の会見をする、完治の姿を、見る。
完治は、銀行の権力に立ち向かう。
栞は、亡き母親の遺影に、自分の恋が終わったのを告げる。
栞は、誕生日のケーキを買う。
店員に、「おいくつの方ですか?」と聞かれる。
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ココがポイント
仏壇に誕生日ケーキを飾っていたから、亡き父か母の誕生日でしょうね。
①おいくつの方ですか?
②戸惑う
③遺影におめでとうと言ってケーキを飾る
この動きだけで、語らずにも、状況を伝えられているのは、良い表現です!
井上の無念を晴らすために
完治は、同期の井上の、無念を晴らすために、頑張る。
完治は気付いた。
銀行の幹部が、井上1人に責任が行くように、はじめから、証拠がでないようにやっていると。
真璃子 (中山美穂)の、奥さんだけでも、味方になってくれてればいいんだけど・・・と言う言葉をヒントに、完治は、井上の奥さんに、会いに行く。
井上の奥さんは、動画を持っていた。
消えてくれと、脅されている動画だ。
犯人が分かった。
完治の仕事は、ひと段落付く。
完治と真璃子戻るか?
完治と、真璃子 久しぶりに、晩餐する。
何気ない日常が戻った。
『すまなかった真璃子』 と、完治は泣きながら、謝る。
そんな中、結婚した、須藤(岡田浩暉)と、聡美 (八木亜希子)。
完治と真璃子 はお祝いに出かけ、談笑する。
その日の夜、寝室で、キスする、完治と真璃子 。
と思ったら、翌日の朝、真璃子 は、完治に離婚届を突き付ける。
あなたの心の中には、もう別の人が住んでいると、真璃子
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そして、真璃子 は、「少し前から、一緒にはなれないけど、好きな人ができた」とも伝えた。
それぞれの決意
ホスピスで、弱っていく冴を見守る、春輝。
お母さんの嫌がることは、僕はしないと、春輝。
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本店の役員の椅子を用意したと、言われた完治だが、断る。
残りの半生は自分の新しい可能性を探ると。
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元気でと出ていく、完治を見送る、真璃子。
3か月後・・・
3カ月後・・・全てが片付き、なじみの居酒屋へ、行く。
塀の中の人を待っている、おやじ。
そろそろ出て来るんじゃないですか?なんて言ってたら、保 (礼二)や、荻野倉庫のメンバーがやってきてにぎやかになる。
栞は、雑誌記事で、完治の若葉銀行での活躍した記事を読む。
完治は、1人で、山登りをする。
すると、「瀧沢さん!」と呼ぶ栞の声が・・・聞こえた気がした。
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栞の病状は進み、意識を失う。
職場の先輩みどり(美保純)に心配される。
みどり倒れて、財布も持っていない栞の代わりに、お金を取りに行く。
そこで、みどり(美保純)完治の雑誌の記事と、名刺を見つける。
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それぞれのその後
美咲は、ロンドンで楽しくやっている動画が送られてくる。
一方、完治と離婚して、真璃子は、元気に働いていた。
そんな真璃子に、冴が、会いたいと言っていると、春輝から電話が掛かってくる。
冴が、「春輝の人生にあなたは、必要じゃないと言ったことは、訂正する」と言い出す。
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そこに、瀧沢家に、葉書が届いた。
みどりさん(美保純)からだった。
栞の病状や、近況が書かれた、葉書だった。
真璃子は、私なら会いに行くと電話越に完治に読み上げて、伝える。
ココがポイント
葉書って所がミソですね。
葉書なら、開封しなくても誰でも読める。手紙だと、封を開けないといけない
完治が、栞に会いに行く。
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3年後、一緒に、山で、お店をやる、完治と栞。
春輝と、真璃子 は付き合っている様子。
流星群を観る各々のカップル。
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黄昏流星群・10話・感想・評価
最終回は、みどりさん(美保純)のファインPLAYが光っていました。
みどりさんは、優しいし、千里眼がある。
お節介が実にいい。
お節介をここまで、効果的に発揮できる人はいるでしょうか。
- 栞の弁当だけで、糖尿病だと分った点
- 栞の財布を取りに行ったら、名刺と完治の記事があったから、葉書(手紙じゃなくて真璃子 がすぐ読める葉書って言うのもミソ!)書いた点
番組の公式の相関図にさえ、人物紹介されていない、みどりさん(美保純)が全て、根回ししてくれて、無事、皆が幸せにたどり着けました。
いやはや、みどりさんの、おかげです!
でも、そんな超ファインPLAYをしてくれた、みどりさんのことを悪く思うつもりが、出てこない。
もっと、激しいドロドロしている、不倫ものかと思いましたが、違いましたね。
お互いがお互いのことを想い、尊重している。
人を好きになる気持ちは止められない。
色々と、ツッコミどころが多くて、面白かった点と、各々の人生を頑張る主人公たちに感情移入していき、今期の中で、私は1.2を争うくらい楽しく観れました。
主人公1人1人が、実に潔い。
- 真璃子は、あなたの心の中には誰か住んでいると離婚届を差し出す
- 完治は、銀行で出世の椅子を用意されたのを断る
- 春輝は、母さんが悲しむなら、もう会わないと決める
- 冴は、息子の人生には、あなたが必要と真璃子 に寄り添って欲しいと頼む
- 栞は病気になり負担になりたくないから、消えて漁場で第二の人生始める
完治以外は、自分の意思よりも、相手の気持ちを尊重して、なかなかできない決断をスパッと決めて行動している。
ここ、見習うべき点だし。
最終回の10話は、これがあったからこそ、すごく見ていて、すっきりした。
原作も読んだけど、原作では、まず、春輝が何の魅力もない、高学歴の嫌味な官僚の男。
そこが違ってくるから、物語も違ってくるよねーって話でもあります。
あんな、イケメンの弁護士に、好かれたら、真璃子だって胸キュンになってしまうよ。
そして、真璃子役の、中山美穂が、最終回、一際キレイに見えたし、輝いていた気がした。
最初の方は、年齢には逆らえないものよねーなんて見ていたのに、ここは驚き。
やせたのかな?まじでキラキラしていた。
終っちゃうのが悲しいけど、もう、皆幸せになったから、続きが気になるとかもない。
続きが気にならないと言うのは、逆に言うと、ラスト10話が、有終の美を飾ったのだ。
見せ場を最終回にフルで、詰め込み凝縮された。
原作、脚本、演出どれも良かったです。
黄昏流星群・10話評価4.2
1話からの感想
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黄昏流星群・キャストスタッフ
キャスト
佐々木蔵之介
瀧沢完治 役
若葉銀行の行員として仕事にまい進し支店長まで登り詰めるが、出世を目前に左遷され、取引先の倉庫会社に出向することに。仕事一辺倒だった自分の人生に疑問を抱き始め、家族に出張と偽って訪れたスイスで、栞と運命の出会いをする。
中山美穂
瀧沢真璃子 役
完治の妻。恋愛結婚し、専業主婦として家族を支えてきた。完治の浮気を疑うが口にできず、娘・美咲の婚約者である春輝の存在が心の支えになっていく。
藤井流星
日野春輝 役
美咲の婚約者で、将来を期待される若手弁護士。最初は美咲の母として真璃子に接していたが、離婚の相談に乗るうちに真璃子にひかれている自分に気付く。
石川恋
瀧沢美咲 役
大手商社に勤務する、完治と真璃子の一人娘。今まで両親に心配を掛けたことのない、しっかりした性格。仕事一筋で家庭をあまり顧みてこなかった完治には反発しているが、真璃子とは仲良し。実は、真璃子にも言えない大きな秘密を抱えている。
礼二
川本保 役
完治の出向先の物流会社「荻野倉庫」の財務総務課長。現場からのたたき上げで、銀行から出向してきた完治をよく思わず、つらく当たる。
八木亜希子
水原聡美 役
大学時代からの真璃子の友人で、バツイチの翻訳家。長年イギリスにいた経験や新情報に頻繁に触れる職業柄、真璃子に助言をする。完治とも大学からの旧知の仲。おしゃべりで快活な性格。
小野武彦
徳田和夫 役
完治の行きつけの居酒屋「一番星」の大将。行き場を失いがちな完治の良き相談相手となる一方で、何かと多くのうわさがある謎多き人物。
黒木瞳
目黒栞 役
完治が旅先で出会う運命の女性。母親の介護を続けてきて、独り身。感性豊かで心(しん)が強い。
スタッフ
原作:弘兼憲史「黄昏流星群」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載中)
脚本:浅野妙子
演出:平野眞
演出:林徹
演出:森脇智延
プロデューサー:高田雄貴
主題歌:half of me/平井堅
![](https://vod-drama.com/wp-content/uploads/2018/08/sensei5.png)
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