監察医朝顔・2話・ネタバレ・感想・考察になります。
上野樹里が13年ぶりの月9主演で新米法医学者に。初共演の時任三郎と父娘役
スポンサーリンク
監察医朝顔・2話あらすじ
医学部生の光子(志田未来)が法医学教室でアルバイトを始める中、身元不明の男性遺体の解剖が行われ、凍死と分かる。男性は夏の日の当たる路地裏で見つかっており、理由が気になる朝顔(上野樹里)は現場を調べる。やがて平(時任三郎)らの捜査で遺体が課長(川瀬陽太)と呼ばれるホームレスだと判明。課長は周囲ともめていた。一方、桑原(風間俊介)は朝顔に求婚するが…。
YAHOO!TVから引用
監察医朝顔・2話・ネタバレ・ストーリー・全体の流れ・考察・感想含む
医学部生の光子(志田未来)登場
医学部生の光子(志田未来)が法医にやってきた。
新たな遺体が上がった。
光子は、思ったことズバズバと言うタイプ。
最初、威勢は良かったけど、解剖の時に、気絶して倒れてしまう。
夏に凍死?
遺体は、夏の暑い日に凍死していた。
朝顔(上野樹里)は、現場に行ってみる。
花を買う、平(時任三郎)
その日は、平(時任三郎)が夕飯の当番だったが、朝顔(上野樹里)から今日は夕飯は要らないとメールが来る。
平は、ヒマワリを買って帰る。
刑事の仕事は予定変更がつきもの。
大事な時に、仕事になってしまうことが昔からよくあった。
現在、行方不明の妻に、「謝る時は花の一つでも買って来い」と言われていたことを思い出す。
プロポーズ
朝顔(上野樹里)は、桑原(風間俊介)とデートしていた。
プロポーズされるも、もんじゃ焼きでプロポーズはないと、朝顔は、ダメだしする。
しかし、ノーと言う意味ではないと、朝顔はフォローする。
家に帰り、父親の平に、「今日はまた、もんじゃだった」と報告すると、彼氏はそんなものしか、ごちそうしてくれないのか?
と言われてしまう。
凍死の理由
遺体が亡くなった現場は、下に、水道管が通っていて、夜は冷えることが分かった。
あそこに倒れて、体温が下がって凍死したのでは?となる。
しかし、なぜ、その場所にいたのか・・・
遺体が、亡くなった前に食べたものは、フグだった。
そして、遺体の男性は、ホームレスだった。
体内から、フグの毒が検出された。
鍵付きで、処理されるので、残飯はあり得ない。
じゃあ、どうして?
平(時任三郎)は、もう少し調べたいと言う。
フグを調査する
朝顔(上野樹里)達、法医学チームは、遺体が、どの種類のフグを食べたか、集めて調べる。
平と、桑原は、ホームレスに聞き込みをする。
警察に話したくないと思っているホームレスには、差し入れをするのが有効だとベテラン刑事が教える。
桑原(風間俊介)は、聞き込みを頑張る。
平(時任三郎)は、家に帰ると、朝顔に、桑原のことを褒める。
フグを食べたのは自殺?
平(時任三郎)は、ホームレス田所の、自転車の車輪を気にする。
草がたくさんついていたのだ。
田所のと思われる車輪の跡を追いかけると、鍋や食器が埋まっていた。
あなたが、フグ鍋を作って課長に食べさせたんじゃないですか?と聞くと、逃げ出す。
桑原(風間俊介)が捕まえた。
フグ特定
朝顔たちは、フグの特定した。
ヒガンフグだった。
何匹も食べて自ら、自殺したのかもしれないと、朝顔が言い出す。
ヒガンフグは、毒性の強いフグで、食べている時にも症状が出ていたはず。
ホームレスの証言も、「フグを釣ってきた、上手いものフグ鍋を食べて死のうと思う」と言っていたそうだ。
脇で見ていたら、食べている最中に異変があった。
課長(遺体のあだ名)は本当に死ぬかもしれないと思った、ホームレスの田所。
事件と関わりたくないから、調理に使った鍋を埋めた。
フグの毒で発汗して、涼しい場所を求めて、あの場所にたどり着いたのでは?と、朝顔。
遺骨は無縁仏として処理される予定だとか。
平(時任三郎)は、生きたくても生きられない人もいるのに、もったいないと、こぼす。
朝顔は、報告書に【自死】に丸を付ける。
茶子(山口智子)との出会い
朝顔(上野樹里)は、茶子(山口智子)に、母の故郷に言ってきた話をする。
しかし、トラウマから降り立つことはできなかった話もした。
朝顔(上野樹里)は仕事が終わると、桑原(風間俊介)が待っていた。
お母さんのこと、ちゃんと言わないとと言って報告する。
311の時に、お母さんがいなくなった話をする。
ブルーシートにたくさん遺体があった。
妊婦も赤ちゃんもいた。
そこで、茶子(山口智子)先生に会った。
茶子(山口智子)先生は、怖かったですね。よく頑張りましたと、遺体に話しかけていた。
毎日お母さんを捜しに霊安所に行った。
ある日、茶子(山口智子)先生に
そこの、立っている方も手伝ってと言われた。
あなた生きてるのよねと。
それから、お母さん捜しながら先生の手伝いをするようになったと。
こっちに帰ってきてからも何もする気が起きなかったらしい。
お父さんは、空いている時間見つけては、お母さん捜しに行くようになった。
お母さんまだ、見つかってない。
朝顔、後、頼むねとお母さん別れる時言った。
母は、父親のことを、「旅行から帰ったら、お花買ってきているはず」と言うのだった。
お父さんが、お母さんに謝る時、絶対お花買ってくるからと。
おにぎりを食べながら、泣く、朝顔(上野樹里)シーン。
その話を桑原(風間俊介)が泣きながら、プロポーズする。
朝顔は、また、プロポーズをするのは、ここじゃないでしょうと言う。
しかし、桑原は、どうしても今言いたくなったと言う。
絶対に幸せにすると言う、桑原(風間俊介)。
プロポーズの返事に、「はい」と答える。
朝顔が、家に帰ると、平に、桑原君と付き合っているんだろう?と言われる。
そうだと認める朝顔に、平は不機嫌だ。
「撤回する」と言い出す始末。
挨拶がないとへそを曲げる。
もしかして反対?と、朝顔は、異変を感じ取る。
スポンサーリンク
監察医朝顔・2話・感想・評価
茶子(山口智子)先生の、「あなた生きているのよね」に涙しました。
茶子先生は、優しいな。
落ち込んだ時こそ、体使った方が、リフレッシュになったりするしね。
毎日落ち込んだ顔で、お母さんを探し回る、朝顔をほっとけなかったんでしょうね。
そして、対比するような形で、【死んだように生きていた】今回の遺体のホームレスの課長と呼ばれていたおじさん。
人生に絶望した、かつての朝顔と、今回の遺体の課長さんの対比ですね。
しかし、ホームレスになろうとも、課長さんは、1人じゃなかったですよね。
ホームレスの中でも、孤立していたみたいですけど。
何かのためになっているという実感が人を、生かせるのでしょうかね。
ホームレスになる時点で、心を病んでいるのでしょうけどね。
難しいですね。
朝顔は、茶子(山口智子)先生との出会いで、リカバリーできたから良かったものの。
ホームレスのおじさんは、世知辛い世の中、明日は我が身みたいなところありますよね。
個人主義の世の中になっているけど、やっぱり人が人を助ける部分も大切にしていきたいですね。
【袖振り合うも他生の縁】的な考えで、思わぬところで救われるってありますよ。
そして、思ったのが、茶子(山口智子)先生の、「あなた生きているのよね」も、純粋な心がなければ、悪意を持って捕らえる人もいるだろう。
何?あなた生きているって?失礼な・・・みたいな感じで受け取ってしまう人。
言葉尻だけで、人を白黒つけて判断してしまう人もいるけど、それじゃ、もったいないなと思いましたね。
行き詰っている時に、あれこれアドバイスされても、どうしたらいいか分からないことってあるけど。
朝顔(上野樹里)の【お母さんが行方不明になってしまった】苦しさって、絶対それは、そこにあって。
どう、前向きに考えようにもそこにあって。
8年経っても、消えない苦しみで。
朝顔を見ていると、苦しみは、ない方が良いに決まっているとは思うけど、苦しみは苦しみとして、ここにあってもいいんだと思えてきます。
苦しみを否定しないことも、また大切なのかなと気づかされました。
心に気付きと、安らぎをくれるいいドラマだと思いました。
桑原(風間俊介)の人の良さにもジーンときて泣けました。
なんで、お父さん反対しだしたのだろう。困ったね。
監察医朝顔・2話評価4.2
1話からの感想です。
スポンサーリンク
【監察医 朝顔】キャストスタッフ
月曜日のドラマ
【放送局】フジテレビ
【開始日】7/8~
【時間】9時00分~
【出演】上野樹里,時任三郎,風間俊介,柄本明
【原作】原作・香川まさひと 漫画・木村直巳 監修・佐藤喜宣「監察医 朝顔」(実業之日本社)
【脚本】根本ノンジ
【演出】平野眞
【プロデューサー】金城綾香
【HP】監察医 朝顔