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透明なゆりかご2話・ネタバレ・感想・考察~大感動!セリフなんていらない!セリフを越えた表現力

透明なゆりかご2話感想・「命のかけら」の感想ネタバレになります。

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透明なゆりかご・2話あらすじ

アオイ(清原果耶)は生後間もない赤ん坊が医院の表に捨てられているのを発見する。由比(瀬戸康史)らの処置で一命を取り留めた赤ん坊の世話を、アオイが担当することになる。知らず知らずのうちに赤ん坊に愛情を抱いていくアオイは、紗也子(水川あさみ)に「あまり入れ込まない方がいい」とたしなめられる。一方、妊婦の里佳子(平岩紙)は妊娠を継続すべきか悩んでいた。持病がある彼女は、無理に出産をすると失明する恐れがあった。

透明なゆりかご・2話ネタバレ・感想・考察

要らない赤ちゃんと自分が具合悪くなってでも守りたい赤ちゃん

物語的には、この対比が素晴らしかった。

また、対比がいきているからこそ、想いが重く入り込んできて、涙( ;∀;)涙( ;∀;)の回でした。

 

よく泣きました。

 

対比があった赤ちゃんは、女子高生が出産して、産婦人科の前に置き去りにした要らない赤ちゃんと、一型糖尿病で自分の具合が悪くなり、母体の命に支障が出るのに、それでも産みたい赤ちゃんでした。

 

女子高生が1人で産んで捨てた要らない赤ちゃん

 

アオイは、産婦人科の前に置き去りになった赤ちゃんを見つけて、保護しました。

仮の名前を付けたり、接していくうちに、自分の事を「ママ」と言うぐらい赤ちゃんに想い入れが強くなりました。

 

だからこそ、ちゃんと育てろ!なんで捨てるんだ!と文句が言いたくなる気持ちもとても分かります。

 

そして、突発的に、アオイは、文句を言いに行きたくなってしまいます。

 

アオイが自転車を漕いで、要らない赤ちゃんの方の女子高生お母さんの所に文句を言いに自転車を漕いでいるシーン。

 

このシーンは、セリフはなく、回想(アオイの想像)だけなのです。

  • 女子高生が、赤ちゃんを家の風呂場で1人で出産すること
  • 出産した直後に結構離れている産婦人科まで1人で赤ちゃんを運ぶこと
  • 出産間近の幸せそうな夫婦のいる、産婦人科に、産み落とした赤ちゃんを、置き去りにすること

どれだけ、大変な思いを経験しているのだということを、アオイの想像の中で、女子高生お母さんの家が近付くにつれ、まざまざと色濃く脳裏に浮かぶのです。

 

アオイは、【赤ちゃんを大切にしろ】と正論を吐きに女子高生お母さんの家に行くつもりだったが、女子高生お母さんが辿ってきた道は、どれも、恐ろしく大変だったことに想いを馳せるのです。

 

セリフなんて要らないです。

 

アオイの葛藤と、女子高生お母さんの苦しさが、リアルに表現されていました。

 

先輩ナースに言われます・・・

産んだのはあの子(女子高生お母さん)で、あなたはただの看護助手。

育てたのは、お腹の中にいた8カ月とあなたが世話したのはせいぜい2週間。

女子高生お母さんは、赤ちゃんを妊娠中に、どんな気持ちで桜見たんだろうね。

 

本当にせつなかったです。

 

また、charaの「せつないもの」の音楽が、優しくて泣けました。

 

自分の命よりも赤ちゃんを産みたいと望むお母さん

一方、自分の命よりも、赤ちゃんを産みたいと主張するお母さん。

一型糖尿病で、出産には耐えられない。病気の進行してしまう。

 

子供をおろすことをみんなに勧められても、それでも尚、産みたい命。

 

でも、そんな状況でこそ、

 

子供を産みたいとは思っていなかったけど、「普通」の生活を諦めさせている旦那さんの事を想うと、産んであげたいと思うようになった。

生まれてくる子の事は、全然考えなかった。

産みたいは私のエゴだと言うお母さん。

私のわがままです。でも産ませてください。

 

産みたいのは私のエゴ

 

そんな・・・って思いました。

 

旦那さんや家族に、「妊娠して謝ることなんてない。」と言われるお母さん。

 

なんて謙虚なんだという想いもありつつ。そういう状況の人もいるということ。

 

 

謙虚と傲慢。

でも、本来人間も生き物。

 

子供を産むことはエゴ?

子供が産むことがエゴ何てことはあってはならないと個人的には思いました。

 

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もうひとつの対比?類似?

対比と言おうか、類似と言おうかですが、両極端な

「要らない赤ちゃん」でも、「自分が具合悪くなることが分かっているけど守りたい赤ちゃん」でもない、いわゆる普通の夫婦の妊婦

町田真知子(マイコ)。

 

 

青田アオイ(清原果耶)と町田真知子(マイコ)どこか似ている名前です。

 

アオイが、真知子に質問します。

 

「何が起こっているんですか?その中で。」

 

真知子も分からないと言う。どうにも苦しく不安になることもあるとも言う。

 

でも、おばあさんに言われた言葉が・・・

ヨットの帆みたいになっているんだよ。

帆は風をはらむ。

大丈夫気付いたら自然と前に進んでいる。

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透明なゆりかご・2話・評価

通常の妊婦だって、命がけです。

 

病気が進行してしまう。

誰にも言えずに1人で産み落とすこと。

 

考えただけでも、苦労がひしひしと感じます。

 

大丈夫気付いたら自然と前に進んでいる。

という言葉に希望をもらいました。

 

いや~感動しました。

 

透明なゆりかご2話評価4.5

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透明なゆりかご・キャスト・スタッフ

出演
清原果耶,瀬戸康史,酒井若菜,水川あさみ,原田美枝子,野村麻純,安藤玉恵
原作・脚本
原作
沖田×華,
脚本
安達奈緒子
音楽
音楽
清水靖晃

参考:透明なゆりかご・ドラマ公式

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