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透明なゆりかご3話あらすじ・ネタバレ・感想・考察~怒っている妊婦さんの旦那さんは危篤・・・

沖田×華さんの原作の漫画をドラマ化作品です。

 

妊婦の安部さおりさん(田畑智子)はいつも不機嫌だった。アオイ(清原果耶)が些細なミスをするたびに激怒してののしり、由比(瀬戸康史)の診察もまるで信用しない…

 

透明なゆりかご3話あらすじネタバレ感想考察になります。

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透明なゆりかご3話・あらすじ

アオイ(清原果耶)は恐れおののいていた。妊婦の安部さおりさん(田畑智子)はいつも不機嫌で、アオイが些細なミスをするたびに激怒してののしり、由比(瀬戸康史)が診察で「特に問題ありませんよ」と言っても信用しようとしない。そんな折り、アオイは看護学校の実習で市民病院へ行くことに。安部さんから離れ、のびのびと励むアオイだったが、そこのある病室で、安部さんが悲しそうな顔で誰かに付き添っているのを目撃する…

Yahoo!テレビより引用

透明なゆりかご・3話感想・ネタバレ・考察

怒っている不機嫌な妊婦、安部さおりさん(田畑智子)怒っている原因は何だろう?

自分の周りを見渡しても、比較的怒っている人は、現状何か問題を抱えている人が多い気がします。

 

安部さんの場合・・・旦那さんが、盲腸の手術で合併症を起こしてしまって、自発呼吸ができなくなってしまった。

 

しかし・・・

 

どんな手術も、事故や合併症が起こらないとは限らない。

手術の前に、説明もしているし、同意書に書いている。

という現実・・・

 

安部さんは、旦那が危篤だから、早く子供を産みたいと言い出す。

産婦人科医・由比(瀬戸康史)に、無茶だと、止められる。

 

ベテラン看護師の婦長(原田美枝子)まで帰りがけに、「受け止めきれない」「受け止められると思っているほうがおこがましいのかもね」

と言う。

 

一方、望月は、休憩中に旦那に電話を掛ける。

 

対比!

ベテラン看護師まで帰りがけに、安部さんに対しての対応を悩んで気持ちを吐き出す、一方、直後に、望月は休憩中といえ旦那に電話を掛ける。

 

看護師のオンオフの切り替えが大事。考えすぎてしまうと自分までも壊れてしまうので、こういう切り替えが大切なところだなと思いました。

 

 

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手を握る表現

母親から娘アオイへ

アオイは初めてのバイト代で、母親にカフェに連れていく。

 

そこで、母親は、アオイの手を握ろうとする・・・

 

しかし、母から、アオイは、握ろうとされた手を避けてしまう・・・

 

ポイント

母親のことを初給料で、ごちそうはするも、心のどこかでわだかまりがあるのを表現している。

 

安部さんから見習い看護師アオイへ

安部さんが産気づいた時に、安部さんはアオイに、「トイレに連れて行って」と言って手を握る。

 

ポイント

安部さんは、アオイに対して怒っていたけど、「信頼」と「これから出産を控えた力強さ」が表現されていた

 

見習い看護師アオイシーツ交換

実習先の、安部さんの旦那さんが亡くなって、シーツ交換をする時に、アオイはシーツを握りしめる。

 

ポイント

 亡くなった人と、これから新たな患者さんがこのベッドに来る「繋ぎ」の意味合い、また、複雑な心境を「余韻」としての表現でシーツを握りしめる。

 

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安部さんの産気付いたところが転

いつも怒っている妊婦の安部さんが、産気付いたところのシーンがとても感動しました。

 

病院も麻酔科医も悪くなんだって。

じゃあだれが悪かったのよ。

ただ仕方なかった。

運が悪かった。

私は許さない許せない。

怒るのやめられない。

 

私は、起こり続けて生きていくの?

誰にもぶつけられずに、この子育てていくの?

誰のことも信じられないままで。

肉体的な「陣痛の痛み」旦那の手術失敗で「心に受けた傷の痛み」この2つが合わさって、安部さんは叫んで雄たけびを上げました。

 

それを、ただただ、アオイは、腰をさすってなだめる。

とてもせつない。せつないです。ドラマ的には表現力が豊かなシーンです

 

怒っていた安部さんが、出産後、赤ちゃんにデレデレに変わった。

 

日にち薬とは言いますが、年月が経ち、また状況が変わると、怒りもだんだん落ち着いてきます。

また、安部さんの今後も、穏やかな気持ちになって欲しいと願いのような気持になりました。

 

嘘を付かないアオイに救われる安部さん

安部さんは、アオイに聞きます。

「人間って意識がなくても人の声は聞こえるって本当?」

 

しかし、アオイは、「低酸素脳症、自発呼吸なしの人が、脳が音に反応することはない。」

 

と正直に答える。

 

そんなアオイに、安部さんは、「嘘でも聞こえてるって言うの。」と言う、また、「あなたは嘘つかないって言うことが分かった。」

 

とも言う。

面と向かって、嘘やきれいごとを言わない、まっすぐなアオイに安部さんは救われたと思います。

 

 

最後、アオイのナレーションが入ります・・・

信じていたもの当たり前だったものが突然奪われる

そういうことは突然世の中では起きる

それでもいきていかなきゃいけない

ねえ、この世に生まれるって案外大変だよ

 

本当に思います。案外大変な世の中です。

 

 

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透明なゆりかご3話・総評・評価

このドラマ、表現力が豊かです。

毎回、涙が出るし、演出も、音楽も最高だと思います。

海辺の近くの街も、主役の清原果耶のさわやかさ、すべてが相乗効果で、ドラマを引き立てています。

怒っている安部さん、とても理不尽で切ない状況ですが、何があるかわからないこの世界で赤ちゃんとたくましく生きて行ってほしいなと思いました。

 

 

透明なゆりかご3話~評価4.3

透明なゆりかご・キャスト・スタッフ

出演
清原果耶,瀬戸康史,酒井若菜,水川あさみ,原田美枝子,野村麻純,安藤玉恵
原作・脚本
原作
沖田×華,
脚本
安達奈緒子
音楽
音楽
清水靖晃

参考:透明なゆりかご・ドラマ公式

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