透明なゆりかご5話あらすじ・ネタバレ・感想・考察～１４歳の妊婦の決断・たくさんの想い

沖田×華さんの原作の漫画をドラマ化作品です。

 

 

透明なゆりかご5話あらすじ・ネタバレ・感想・考察になります。

 

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透明なゆりかご5話・あらすじ

ある日アオイ（清原果耶）は自分の後ろをぴったりついてくる男の子に気づく。問いただすと、由比産婦人科へ行くのだと言う。その由比産婦人科では、由比（瀬戸康史）が榊（原田美枝子）に「これからの分べんは大きな病院に任せるべきかも知れない」と打ち明けていた。「先生らしくもない」と反論する榊。二人の脳裏に、かつて自分たちが担当した14歳で妊娠した少女C）と母・弘子（長野里美）の姿がよみがえる…

Yahoo!テレビより引用

透明なゆりかご・5話感想・ネタバレ・考察

いや、いつもながら見事な脚本でした。由比の息子だと思いきや・・・１４歳の妊婦のその後の話だったとは・・・

 

写真で、おばあちゃん（１４歳の妊婦の母親）が映るシーンまで気付きませんでした。

これは、良い意味で、視聴者を騙す。演出。

先が分かっていたら、視聴者も面白みに欠けますからね。

 

 

まずは、トップとラストシーン

女の子ばかり続いて、生まれる女系優位の家系で、待望の男の子の赤ちゃんが出産間近。

出産当日の日は、漁師の旦那さんのためにも、撮影すると張り切る。

しかし、

張り切るあまり、滝行に近い、水浴びをする、祈祷をして、妊婦以外全員風邪を引いてしまう。

 

今日産まれないように、何とかしてほしいと由比先生に頼む。

 

しかし、子宮口７ｃｍで産まれてしまう・・・

妊婦さんは、「絶対にダメ。ばーちゃんに産まれるところ、見せてあげると約束した。」

 

由比は機転を利かせ、ビデオカメラで撮影をするようにアオイに指示する。

 

 

とアオイのナレーションが入り終わる。

 

１４歳の妊婦

１４歳の女の子、そう、まだ女の子という年頃だ。１４歳の真理が、妊娠をした。

赤ちゃんの父親と、連絡が取れない。

その男は、見るからに、チャラ男なのに、真理には、大学教授だと偽っていた。

 

１４歳という年齢もあり、中絶手術を両親からも勧めるが、本人が強く拒否する。

 

真理の母親は、「育て方が悪かった自分のせいだと責める」

 

１４歳の妊婦真理については、由比先生も悩んでいた。

由比は開業医以外にも大学病院での経験も積んでいる。

大学病院の同僚医師にも、「どうにか中絶するようにもっていくように」とアドバイスを受けていた。

 

 

 

しかし、１４歳の妊婦真理は、頑なに両親に反抗して「産む」と言う。

 

そんな真理に、父親は、【お前は捨てられたんだ】と娘の1４歳の妊婦に言う・・・

 

 

あまりの、真理の思いの強さに、根負けをして、真理の母親の方は、「自分の思った通りにしなさい」となった。

 

経済的な負担を考えて、パートにも出かけて忙しいという、真理の母親。

 

あなたが赤ちゃんを守るの。今度はまりがママになるのよ

 

 

真理は無事出産を終える。そして、父親は、産まれたての赤ちゃんを見て・・・

 

こんなかわいい子を、俺は殺せって言ったのか、ごめんなごめんなと繰り返します。

 

 

しかし、真理が出産後まもなくして、お母さんが亡くなってしまいます。

 

 

当初真理は、私がママを殺したの。ごめんなさいママ・・・

 

と責めてしまいます。

 

 

 

真理は当初取り乱していたが、

 

「今度はあなたが赤ちゃんを守るの」と言った、生前のお母さんの声を思い出して、やる気を出す。

 

自分がいなくなることで、真理さんを大人にしたのかもしれない。とセリフで表現あり。

 

 

母体死亡をさせてしまったことの苦悩

由比は、大学病院での診察を継続して、経験を積んでいた。

 

母体死亡は、もう二度としたくないという思いが強い。

 

そういう思いもあり、由比先生は、１人の患者の診察時間が長い。

 

１人に掛ける時間が長いのは良い医者か？

 

１４歳の妊婦の母親が亡くなって、保健所や自動相談所に連絡した。さらに、引っ越し先のことまで心配する。

それを見兼ねた婦長は、

そこまですることはないと、はっきり言う。

 

 

しかし、その後、婦長は、おせっかいだし、深入りしすぎるし、正解だとは思えませんた、もし、私が妊娠したら先生みたいなお医者さんに診てもらいたいなと思ったと話します。

 

 

でも、今回の１４歳の妊婦は、由比先生あってこその出産だった訳ですよね。

診察室で何度も、口論になり、その中には由比先生もいた。

 

由比先生が、１４歳の妊婦真理の想いを尊重したからこそ、出産が可能になったわけですし、真理の母親も心が変わったわけです。

 

人の命を救った偉大なお医者さんです。

駅で倒れる女性

駅で倒れた女性。

望月（水川あさみ）に介抱される。

 

奇遇だと言って、２人で、由比産婦人科を目指す。

 

子供産むってどんな大変か分かっていたか、分ってたら生めていなかったかもと、言う女性。

 

それを、産婦人科のナースの長年の経験からこそ産むのが怖くなっている、望月が複雑な表情になる。

しかし、夜勤中の電話を掛けてきた旦那に、「帰ったら話したいことがある」と何かの踏ん切りがついたように電話をする望月さんでした。

 

由比の息子との出会い？と勘違いするが

一方、アオイは道端で男のと出会います。

 

どうやら行先は一緒のようです。

アオイは、由比先生の息子さんだと勘違いします。

 

男の子もまた、由比先生が自分の父親だと勘違いして、由比先生に一発殴ります。

 

しかし、若いキャリアウーマンと、男の子は、１４歳の妊婦のその後だったのです。

 

 

キャリアウーマンらしいスーツ姿の女性が、「母が・・・」と写真を見て思い出話を語る、そこには、あの、１４歳の妊婦のお母さんが映っていたのです。

 

透明なゆりかご5話・総評・評価

 

いや～。なんでこんな毎回お世辞抜きでいいのでしょう。最高にいい仕上がりのドラマです。

 

透明なゆりかご5話～評価4.3

 

透明なゆりかご・キャスト・スタッフ

出演

清原果耶，瀬戸康史，水川あさみ，原田美枝子，淵上泰史，清水くるみ，花田優里音，長野里美

原作・脚本
原作
沖田×華，
脚本
安達奈緒子
音楽
音楽
清水靖晃

参考：透明なゆりかご・ドラマ公式

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