いだてん・感想考察・ネタバレ感想・あすじも。
11話のテーマは【百年の孤独】です。
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いだてん11話・あらすじ
1960年。東京五輪を控え、田畑(阿部サダヲ)は開会式研究のためストックホルム五輪の記録映像に見入る。1912年。ストックホルム五輪の開会式で、四三(中村勘九郎)と弥彦(生田斗真)は「NIPPON」のプラカードを持ち、日本人初のオリンピック選手として入場する。大森(竹野内豊)に緊張を解かれ、100メートル競走に出場した弥彦は、好タイムを出すものの負け、続く200メートルも惨敗。だが、晴れやかに最後の400メートルに挑む。
いだてん公式より・引用
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いだてん11話・ネタバレ・ストーリー・全体の流れ
プラカードの表記問題
漢字で【日本人】だと、世界の人には通じない。
金栗四三 (中村勘九郎)は、自分は、【JAPAN人】ではないと言う。
【JAPAN】にするなら出ないとまで。
お互いがお互いを尊重しているから、意見を堂々と言えるのだ。
嘉納治五郎 (役所広司)は、「遅れてきて大正解!相互理解が進んでいる」と喜ぶ。
![](http://vod-drama.com/wp-content/uploads/2018/07/woman.png)
開会式当日
アルファベット順に入場行進する。
三島が旗を持ち、プラカードを手にした金栗。
プラカードには、【NIPPON】と表記されている。
1960年。東京五輪を控え、田畑(阿部サダヲ)は開会式研究のためストックホルム五輪の記録映像に見入る。
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大会始まる
嘉納治五郎 (役所広司)引っ張る、日本選手団は、見えにくい席で視聴する。
出るはずの、三島弥彦(生田斗真)が出場していない。
弥彦が、三島家に、3週間前に出したハガキには、【戦意喪失】と書いてあった。
これが最後の便りになるかもとまで。
シマ (杉咲 花)が動揺し、兄、三島弥太郎(小澤征悦)と、母、三島和歌子(白石佳代子)も困惑する。
がちがちに緊張する、三島弥彦(生田斗真)に、一緒に走る人は敵ではない、同士だと思えと、励ます、大森兵蔵(竹野内豊)。
それで、変わる弥彦。
文字が読めない、母、三島和歌子(白石佳代子)だが、大丈夫だと思い込もうとする。
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三島弥彦(生田斗真)は、レースに出場した。
金栗四三 (中村勘九郎)は、弥彦のために祈る。
弥彦は、ビリだった。しかし、笑顔で、大森兵蔵(竹野内豊)と弥彦と、抱き合う。
自己最高タイムを出していたのだった。
日本人には、短距離は無理だと、言う。
弥彦は、四三に、「頼んだ」と言う。
弥彦は元気になったが、大森は、それを境に、具合が悪くなってしまった。
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落語業界では
美濃部孝蔵 (森山未來)は、【三遊亭朝太】と言う名前が、入っているのを見た。
同じ名前の噺家がいるのかと勘違いする。
しかし、師匠の橘家圓喬 (松尾スズキ)が入れてくれたのだ。
初高座の日が決まった。
師匠がやっている、高座が始まる前の儀式的なもの。
湯飲みを飲まないで、鼻から吸う。
飲んじゃダメだろと、清さん(峯田和伸)にも言われる。
小梅誘って見に行くと言う。
今度はしくじるなよとも。
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初めてのレースの金栗
レース3日前、金栗四三 (中村勘九郎)は、押し花をしていた。
四三本人は、気を静めるための押し花だということだ。
嘉納治五郎 (役所広司)は、国民の期待など気にするなと励ます。
外に出てみると、仲良くなった外国人選手の、ラザロは、負けたら切腹なので、追い込まれていた。
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弥彦に質問
三島弥彦(生田斗真)の部屋に激励に行く、金栗四三 (中村勘九郎)。
日本人は、短距離は無理だと言う意味はどういう意味だ?と聞く。
外国人と比べると、圧倒的に敗北している。
明日も勝てるとは思っていないが、楽しみだと言う。
こうなったら、徹底的に負けてやると、肩の力が抜けている様子だ。
一方、金栗四三 (中村勘九郎)は、思い悩む。
前に、金栗が言った言葉を弥彦を四三に話すと、バカにしたと、金栗四三 (中村勘九郎)怒り出す。
ナーバスになっている四三。
もやもやしていると言う。
その、もやもやをプレッシャーだと、教わる。
弥彦に、これは、西洋人も持っていると言われると、四三は、安心する。
正体さえ分かれば、大丈夫だと金栗。
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弥彦の400M
予選で辞退する選手が多数いる中で、三島弥彦(生田斗真)は、400Mには、参加した。
勝ち負けにはこだわらないという気持ちで、参加した弥彦。
四三は、ゴールで倒れこむ、弥彦を介抱する。
弥彦は、400Ⅿで、準決勝に残った。
しかし、準決勝は辞める。日本人に短距離は、無理だと言う。
もう、走れないと言う、弥彦。
四三が、楽しかったか聞くと、弥彦は、笑顔で「ああ」と答える。
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いよいよマラソン当日
7月14日四三の出場する、マラソン当日。
四三は、川で水浴びする。
眠れなかった。
こうなったら、とことん考えると言う、四三。
弥彦も一緒に、水浴びをする。
四三は、プレッシャーと二人三脚で走る。
弥彦と同じように笑ってゴールすると言う。
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いだてん11話・感想・評価
今回のテーマは、【百年の孤独】でした。
三島は、日本人には、短距離は、100年早いと言ったエピソードがあるそうです。
プラカードの表記問題から始まり、弥彦の傷心そして、ふっきった様を描いていました。
弥彦も孤独でしたが、四三もまた、孤独です。
サポートしてくれる人がいないので、なんと、四三は、押し花をして心を静めていたとは・・・
そういうのも必要ですけどね。
自分で模索して、たどり着こうとする様子が、金栗らしいです。
一方、気落ちする弥彦。
文字が読めない母、三島和歌子(白石佳代子)だが、息子を信じる気持ちは強かったです。
母の愛を感じました。
土壇場で、あの子なら、正気を取り戻してくれると信じていたのでしょう。
事実そうなりましたしね。
三島弥彦(生田斗真)のサポートをしたら、大森兵蔵(竹野内豊)は倒れてしまったようですが、何のために行ったのだろうかと思っていたが、今回、付き添いの人として、初めて、兵蔵が力を発揮したのは良かった。
しかし、また、具合が悪くなってしまったようだけど。
体調不良の中、長旅大変だっただろうに。
完全に不適任。
今回のエピソードでは、金栗四三 (中村勘九郎)の中での孤独は、【もやもや】するプレッシャーが、大きかった気がします。
しかし、この【もやもや】は、自分だけでなく、外国人選手も持っていると知り、得体のしれないものに名前があり、安心感を覚えます。
当時の人も、たとえ、プレッシャーという単語、は分からなかったとしても、人前に出たり、初めての人と会えば緊張します。
そういう経験もあるはずだから、【もやもや】するプレッシャーというものを、そこまで分からないというのは、少々四三(というか当時の人を)を馬鹿にしすぎている面もあるような気もしますけど、事実なのでしょうかね。
一方、落語業界では、美濃部孝蔵 (森山未來)は、初の高座です。
このエピソードまでたどり着いてみて、オリンピックと、落語を繋げる必要があるのか?と、少々疑問がふつふつと沸き立ちあがりました。
噺家サイドのエピソードいる?
オリンピックと落語に関連性はあるの?
そして、オリンピック開催の田畑政治 (阿部サダヲ)の主役の方のエピソードに映っていくと思いますが、ただでさえ、四三と、W主演で、違う時代で、話が複雑になっていくのが予想されるのに。
なぜ、1人の落語家の話も混ぜたのだろうか?
オリンピックに的を絞った話で良かったのでは?
今まで、そう違和感なく見ていましたが、ビートたけしの語りとリンクさせる必要があるのだろうか。
ビートたけしは、なぜオリンピックのことを語る必要があるのだろうか。
全然、ピンときませんね。
自分の中で、そこら辺の違和感があぶりだされてきました。
まあ、これから、面白くなることを期待します。
いだてん8話・評価4
1話からの感想
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いだてん・キャスト・スタッフ
【出演】阿部サダヲ、中村勘九郎、綾瀬はるか、大竹しのぶ、役所広司/脚本:宮藤官九郎/音楽:大友良英)
【脚本】宮藤官九郎
【演出】井上剛、西村武五郎、一木正恵、大根仁
【音楽】大友良英
【HP】いだてん
宮藤官九郎脚本、中村勘九郎&阿部サダヲで東京オリンピック開催までの激動を描く