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いだてん12話ネタバレ感想・スヤ(綾瀬はるか)の応援むなしく、金栗四三 (中村勘九郎)日射病で倒れる・見逃し・あらすじも

いだてん・感想考察ネタバレ感想あすじも

12話のテーマは【太陽がいっぱい】です。

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いだてん12話・あらすじ

 マラソン競技が始まる頃、熊本ではスヤ(綾瀬はるか)が金栗家と応援の宴を開いていた。一方、当の四三(中村勘九郎)は大森(竹野内豊)を抱えて競技場に入り、準備も整わぬままスタートを切る。順調に順位を上げる四三だが、猛烈な暑さと石畳の道の影響で体に異変が。走りながら幼少期の自分の幻影を見て、森の中に入る。ゴール地点で待つ嘉納(役所広司)や弥彦(生田斗真)は、競技場に戻ってこない四三を必死に捜す。

いだてん公式より・引用

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いだてん12話・ネタバレ・ストーリー・全体の流れ

 

スヤの想い

 

春野スヤ (綾瀬はるか)は、どうしても、四三に、精を付けてもらいたいと、実次(中村獅童)の所に鯛の魚を贈る。

しかしストックホルムまでは、2週間かかる。

 

金栗四三 (中村勘九郎)は、明日オリンピックでマラソンに参加する。

どう考えても、間に合わない。

後3時間で始まる。

夫の池部重行(髙橋 洋)は、胃弱で、食べることができないので、持って帰っても母と2人で食べることになる。

 

であるなら、「めでたい」の縁起ものなので、皆で食べようと、スヤは、言い出し取り仕切る。

応援する方も力が入りますね。嫁いだとはいえ、スヤにとって四三は、大切な人です。

 

大会当日

四三 (中村勘九郎)は、身支度を整えて、レース会場に向かおうとする。

 

すると、その際に、もめている大森夫婦に出くわす。

 

大森兵蔵(竹野内豊)は、体調不良の中、金栗のレースを見たいと、出かけようとする。

妻の安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)は、猛反対する。

 

四三は、咳き込んでいる大森兵蔵(竹野内豊)とスタジアムに向かう。

 

妻の安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)は、そこまで怒っているなら付き添っていきなさいよ。

同じころの、美濃部のエピソード

一方、美濃部孝蔵 (森山未來)は、落語の練習をしていた。

初高座に上がることになったからだ。

演目は、【富久】。

同じところで引っかかってしまう。

遊楽で、遊んでいる清さん(峯田和伸)に、車を借りて、車引きをしながら落語の練習する。

落語も走るのもテンポがあるから、はかどるのでしょうか

 

四三は、監督を背負うことになる

大森兵蔵(竹野内豊)と、四三 (中村勘九郎)は、連れ立って、市電で、スタジアムまで、行く。

しかし、間違ったところで降りてしまった。

浅草あたりで、赤ゲットのマントで出てきた、市電の伏線は、ここで、回収ですか。

 

四三は、道に倒れこんでしまった、兵蔵を見つめる。

 

むかし、子供時代に、父親が苦しんでいた様子と、大森兵蔵(竹野内豊)が咳き込んでいる姿が、ダブる。

 

四三は、兵蔵(竹野内豊)をおんぶして、スタジアムまで向かうことにする。

 

病人と言えども、子供の体重と違って、訳が違う。レース本番前に、やめときなさいよ。

 

一方、熊本の金栗家では、春野スヤ (綾瀬はるか)は、宴会を仕切る。

 

日本のいだてん

嘉納治五郎 (役所広司)は、マラソンについて、他国のリーダの男爵と話す。

 

四三をいだてんだと紹介する。

マラソンは過酷なレースだと伝えられる。

 

金栗四三 (中村勘九郎)は到着した。

 

仲良くなった、ポルトガル代表の、カーペンターのラザロは、思いつめていた。

四三は、自分のことを、【43】と呼ばせ談笑する。

そして、ラザロの、靴の紐がほどけているのを指摘する。

 

あまりにもお粗末。四三が、優しすぎたって話?

 

他の、選手たちは、準備万端。

スタジアムに案内された。

しかし、金栗は、着替え終わっていない。

 

着替え終わっていないのに、他人の靴ひもがほどけているなんて指摘してたのか・・・ないわ・・・

 

遅れを取った四三は、慌てて着替える。

 

スタジアムに立つ。

 

スタートの合図の時には、足袋を直したりしていた。

 

結局ビリのスタート。

 

 

スタジアムで見つめる、大森兵蔵(竹野内豊)は、心配いらないと言うが、四三は息が上がっている。

 

何言ってるの。この人。監督どころか、レース前に消耗させてイライラMAX!

 

金栗家では、宴会が盛り上がり、スヤが音頭を取る。

兄、実次(中村獅童)もあの人は何しに来たんだと、いぶかしげだった。

スヤの四三を慕う気持ちがあるのを知らないと、夫もいるのに、どういうこと?と思ったのでしょうか。うーん。知り合いが、世界で戦っているとなると力入るのも分からなくもないんだけどな・・・

 

レースの様子

当時は、ラジオもテレビもないので、ランナーの様子は、上位3名まで、スタジアムに伝えられ、国旗を掲揚する方式でレース展開を楽しんだ。

順位が変わるたびに、旗が変わっていた。

 

日本の旗は、なかなか掲げられない。

 

 

四三の在籍校の、東京高師の寄宿舎でも、電報を待ちわびていた。

 

 

四三は、レースが進むと、序盤の遅れを取り戻す。

 

一方、浅草で、美濃部孝蔵 (森山未來)が車引きを頑張っていた。

 

美濃部孝蔵 (森山未來)の話は、今回誰も注目していませんからって、ツッコミたくなった。

熱中症

炎天下のレース中、四三は、ふらふらとしだした。

日射病、今で言う、熱中症になってしまったようだ。

 

日本の国旗が、一瞬掲げられるのか?と、出てきたかと思ったら、アメリカの国旗が掲げられた。

 

美濃部孝蔵 (森山未來)も、東京で頑張っていった。

ストックホルムオリンピックでは、日差しと暑さにやられて、脱落する、選手たち。

 

四三も、意識がもうろうとする中、幼い頃の四三も登場し、前へ前へと気持ちはまえに進もうとする。

 

折り返し地点を回った、いだてん四三。

仲良くなったラザロと、四三の闘い、四三は、かろうじて勝つ。

 

レース終了にもかかわらず・・・

マラソンレースも終わりに近づいた。

最後の選手が、スタジアムに戻ってきた。

しかし、四三は、ゴールしていない。

さらには、棄権したもののリストの中にも、日本人選手四三は入っていない。

 

いわば、四三は、失踪状態。

行方不明になってしまった。ゴールしていない。棄権もしていない。

 

一方、金栗家では、宴会で騒いでいたスヤは、酔っ払い疲れて、寝てしまった。

 

四三の兄の、実次(中村獅童)と、スヤの旦那の、池部重行(髙橋 洋)が話し合う。

 

スヤの旦那の、池部重行(髙橋 洋)は、生まれつき胃弱だから、体の丈夫そうな嫁をもらったと、こぼす。

亡くなった四三の胃弱の父親と、スヤの旦那が胃弱で共通。不穏な伏線でしょうか。

 

金栗、見つかる

辺りを探し回る関係者たちと裏腹に、金栗は見つからない。消えてしまった。

 

嘉納治五郎 (役所広司)は、考えたあげく、日本には「失踪」では、皆が心配するから、「棄権」と電報を打つことにすると言う。

 

 

ホテルの金栗の部屋では、金栗四三 (中村勘九郎)は、大森安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)に介抱されて、で寝ていた。

 

その様子を見た、田島錦治(ベンガル)から、 大和魂はどこに捨てたと怒られる。

 

日射病だった。

すいませんと消え入る声で謝り倒す。

大森安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)は、四三をかばう。

 

四三は、日射病で倒れていたのだった。

大森兵蔵(竹野内豊)を助けて、レースに遅れて、体力消耗したけど、その妻、大森安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)に助けられたって対比だと思いますが、この対比が、効いてこないほどのお粗末な事態で。イライラしかない。

 

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いだてん12話・感想・評価

金栗四三 (中村勘九郎)が、ストックホルム大会で、良い順位をあげられないことは、史実で知っていた人も多いと思うが、内容があまりにもお粗末。

病気がちな監督大森兵蔵(竹野内豊)を、助けるために、体力消耗して、時間に遅れたなんて、オリンピック選手&監督として、あるまじき行為。

 

そして、大森の妻の、安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)が四三を、勝手に助けて、連絡もしないのもお粗末。

この夫婦何しに来たの?

 

史実に基づかないエピソードなら、こんなの入れない方がいいよ。

(帯同理由も、体調が末期っぽくて、オリンピックを見せてあげたいという、安仁子の個人の利己的な理由だったけど、振り回され過ぎだよ)

 

そして、四三自身も、時間遅れて到着しているのに、ライバルのラザロに、話しかけて、靴紐外れていると話しかけるなんて。

 

たとえ、外国語を話せなくても、時計くらいは理解できるでしょう?

そして、周りが着替えて準備万端なのに、他人の靴紐どころか、これからの死闘のレースの前に、43と呼べとか、友達ごっこ。

浮かれすぎ。周り見えてなさすぎ。

 

イライラしかしなかったですね。

 

今回のテーマは、【太陽がいっぱい】なので、日射病に罹ったことは、事実なのだろうと推察されます。

大森夫妻のエピソードはちょっと都合よすぎますからね。

日射病は、現代でも、気を付けても、なってしまう人も多いです。

昔よりも、夏場の気温が上がることが多い現代では、その脅威は浸透してきている。

日射病なら、日射病で、さらりと、済ましてくれた方が良かった気がする。

(この大森夫妻と、四三のエピソードが、脚色なら、初参加を馬鹿にしすぎていると思えてきてしまう。)

 

そして、前回の感想で、オリンピックと、落語家・古今亭志ん生(ビートたけし)の人生を重ねていくストーリーについて、違和感を覚え始めたと書きましたが・・・

(⇒いだてん11話ネタバレ感想・三島弥彦(生田斗真)の挫折とプラカード問題

 

今回、はっきりしたのが、古今亭志ん生(ビートたけし)の話には、申し訳ないけど、興味がない。楽しくもない。物語の邪魔。

 

四三 (中村勘九郎)の息子?らしき、五りん(神木隆之介)が、語るなら、まだ分かるけど、今の段階では、接点が見いだせない、古今亭志ん生(ビートたけし)の経歴なんて興味がないから。

 

美濃部孝蔵 演じる森山未來が、出てきて、語るのなら、動きがあり、画面が色づくが、ビートたけしの古今亭志ん生が話す言葉には、ワクワクも楽しさも感じられたことがないのも、視聴率低迷の大きな理由の一つかもしれない。

 

今回は、四三 と、それを応援するスヤのシーンくらいで良かったのでは?と思うくらい、古今亭志ん生(ビートたけし)と、美濃部孝蔵 (森山未來)のシーンが悪目立ちしていた。

 

美濃部孝蔵のシーンになったら一気にテンションが落ちた。

 

個人的には、賛否両論あるけど、金栗四三 演じる中村勘九郎さんは良いと思う。

 

確かに、悪い部分も感じるが、魅力もメキメキ感じている。

 

一方、落語の大御所である、古今亭志ん生には、興味がわかないんだよな。

 

語りとは言え、ここまで、色濃く美濃部孝蔵 を描くなら、古今亭志ん生の現在も、もっと、魅力的なエピソードが欲しい。

 

(演じる人が違うからもあるが、美濃部と、同じ人物のエピソードとして入って来ないので魅力が乏しい)

 

古今亭志ん生は、大御所の、落語家らしいけど、今まで、1度も笑ったことがない。

自分の中では、笑い声の効果音が白々しく感じてしまうので、演出も逆効果になっていると感じる。

 

 

いだてん12話・評価4

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いだてん・キャスト・スタッフ

【出演】阿部サダヲ、中村勘九郎、綾瀬はるか、大竹しのぶ、役所広司/脚本:宮藤官九郎/音楽:大友良英)

【脚本】宮藤官九郎
【演出】井上剛、西村武五郎、一木正恵、大根仁

【音楽】大友良英

【HP】いだてん

宮藤官九郎脚本、中村勘九郎&阿部サダヲで東京オリンピック開催までの激動を描く

 

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