絶対正義7話・ネタバレ・感想・考察になります。
山口紗弥加が扮する、正しすぎる“絶対正義の女”に翻弄される心理サスペンス
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絶対正義~7話あらすじ
和樹(桜井ユキ)の小説が名誉ある賞を受賞する。小説は行き過ぎた正義感を振りかざす主人公が周囲の人々を恐怖に陥れるという内容だった。由美子(美村里江)らは範子(山口紗弥加)をモデルにしたことを怒ると同時に不安を抱く。そんな中、和樹に「お目にかかりませんか」と、2月8日を指定した手紙が届く。他の3人にも届いたその差出人は、5年前に殺したはずの範子だった。
YAHOO!TVから引用
絶対正義~見逃した方は
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絶対正義~7話・ネタバレ・ストーリー・全体の流れ・考察・感想含む
和樹の受賞に集まる他メンバー
和樹 (桜井ユキ)は、【正義の牙】という自分たちが、範子にした内容の本を出す。
本は、話題になり、賞を受賞した。
由美子(美村里江 )理穂(片瀬那奈 )和樹 (桜井ユキ)の、他のメンバーは、迷惑。
和樹は、「今は、皆幸せなのに、蒸し返すようなことして、どうしてこんなこと書いたのか?」と、3人に問い詰められる。
和樹は、ギリギリだった。
本にでもしないと、誰かに話してしまいそうになると言う。
そして、そういう商売なのだとも。
可愛い女の子が、お届け物を持ってきた。
その手には、【りんどう】の封筒。
どうやら、その手紙は、他のメンバーの所にも、届いているようだ。
開封すると、範子の命日とされる日、2月8日にパーティーを開くという内容だった。
亮治(神尾佑)に試される
テレビのプロデューサーでもある、亮治(神尾佑)は、麗香(田中みな実)に、ある事件のドキュメンタリーを撮っていると伝える。
亮治は、本当にあった事件だと言う。
麗香は「私たちのことじゃないよね?」と言うと、「そうだったらどうする?」と亮治。
麗香は、信頼しているからこそ、亮治に話したのだ。
麗香は、怒って灰皿で殴りかかろうとする。
その様子を見た、亮治は、「本当に殺したんだ」と、理解する。
かまをかけたのだった。
パーティーには、堂々と行って来いと言う亮治だった。
作戦を練る
理穂(片瀬那奈 )の元を訪れる和樹 (桜井ユキ)。
最悪の事態を想定しよう。
範子は、生きているかもしれない。
生きていたとすると、由美子(美村里江 )だけに罪をかぶせて、自分たちは、生活力があるから、アツシを援助すればいいのでは?と提案する。
実際、初めに動いたのは、由美子(美村里江 )だ。
突き落としたのは、麗香(田中みな実)だ。
和樹 (桜井ユキ)は、今一度、罪の重さを考えようと言う。
内輪もめ
由美子だけ呼ばないで、話し合いをすることにした。
しかし、麗香が、由美子を呼んだ。
陰で話を聞いてしまった、由美子が怒り出す。
仲間割れする。
和樹 (桜井ユキ)は、由美子(美村里江 )に謝り、正当防衛だったと主張しようと話がまとまった。
由美子(美村里江 )は、全員で、パーティーに行こうと言う。
4人で、パーティーに行くことにした。
麗香プロポーズされる
麗香(田中みな実)の楽屋に、亮治(神尾佑)が入ってくる。
プロポーズされると、麗香は、「今の私なら、結婚できない」と返答。
罪を受け入れると言うも、「できない」と主張。
亮治(神尾佑)は、「それなら先に進める」と言う。
麗香は、「女優としての私も見捨てる?」と言うと・・・
亮治は、歴史に名を遺す女優にして見せると言う。
それぞれの葛藤
理穂(片瀬那奈 )とジョーイ(厚切りジェイソン)は、幸せそうだ。
パーティーの参加に対して、妊娠中の理穂の体を心配する。
和樹 (桜井ユキ)は、著書の【正義の牙】を読み、手を震わす。
久々に、ドレスアップした由美子(美村里江 )は、アツシを抱きしめて、「絶対に帰ってくる」と言う。
4人は、パーティー会場に到着する。
地獄のパーティー
「お待ちしていました」と、現れたのは・・・範子ではなく、律子(白石聖)だった。
りんどうのブローチを付けて、リンドウ色のワンピースを着ている。
母の意志で開いた、思い出の会だと言う。
父と母の関係者を集めたと話す。
和樹 (桜井ユキ)は、良かったと喜ぶ。
律子(白石聖)は、スピーチする。
父と母のために、集まってくれてありがとうございますと。
そして、実は、見てもらいたいものがあると、言い出す。
母が亡くなった最後が映し出された、時計が見つかった。
その時計は、動画撮影機能が作動されていたと言う。
律子は、この映像を、リアルタイムで感動を分かち合いたいと言う。
動画が映し出される。
完全に、終わった・・・
動画を見せられて、「自首します」と言う、由美子(美村里江 )。
律子は、「自首なんて許しません」と言う。
そこに、亮治(神尾佑)が入ってきて、麗香(田中みな実)に、カメラを向ける。
正義の鉄槌だと言う、律子。
警察官が入ってきて、4人は、取り押さえられる。
律子(白石聖)は、由美子(美村里江 )にアツシが一緒に映っている写真を動画をUPするのは、簡単だけど、動画はアップしないと言う。
それだけでは、生ぬるい、子供のアツシも容赦しないと言う。
正しければどんなことをしてもいいのか?
正義は誰のためにあるのだろうか。
逮捕される4人を横目に、律子は、ピアノを弾く。
刑が執行された後・・・
4人は、懲役20年の罪になった。
20年後、刑務所から解放された由美子の元に、律子が現れる。
大切な人に迷惑かけたくないなら、ついて来いと言う。
他のメンバーは、既に、3人は、車に乗っている。
幸せの絶頂で殺される食用豚
ある家に連れてこられた。
律子(白石聖)は、チキンスープを作ると言う。
最高級の豚肉は、絶頂の幸せの時に殺される話をする。
律子は、猟奇的な顔で、肉たたきで、豚肉の塊を叩く。
父親を殺害した、秘書には、律子は、現実を教えただけ。
選んだのは、彼女だと。
範子は、実は、生きていた。
しかし、意識不明。
「私たちを苦しめるためでしょう?」と言うと、律子は、豚肉を叩く。
悪人には、正義の鉄槌を!下さないといけないと。
さらに、「私何か間違ったことを言っている?」と言う。
意識が戻った範子は病院を抜け出した。
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絶対正義~7話・感想・評価
面白かったのが、麗香(田中みな実)と、亮治(神尾佑)の会話。
プロポーズを受けていたら、この取材は引き受けなかったのだろうと推察されるエピソード。
「お前を歴史に名を遺す女優にする」と言い残して、楽屋を去ったけど、愛した女を、悪い方の歴史ではダメでしょうよ。
そして、律子(白石聖)の主張である、【最高級の豚肉は、絶頂の幸せの時に殺される】という話が、えぐい。
皆(4人)各々、幸せの絶頂を迎えていた。
幸せの絶頂になるまで、待っていたのだろうか。
律子(白石聖)なら考えられる。
律子のモンスター化がひどい。
範子(山口紗弥加)の正義は、すべて法律に則っていた。
法律こそが規則。
だから、範子の【正義】なら、刑務所に入り、罪を償えばゆるされるはず。
しかし、律子モンスターは、違う。
刑期を終えた、4人の前に待ち構えるって・・・
しかも、肉たたきで、バンバン肉をたたかれた暁には、これから、4人も相当しごかれるのが予想される。
「私何か間違ったことを言っている?」と律子も範子も口癖だが、この言葉自体は、とても謙虚な言葉だ。
他人に確認しているのだから。
もちろん、「私は間違ったことは、していない」の自信からくる言葉でもあるが、一方で、「間違っていますよ」と言われれば、訂正する意思もあるというニュアンスも含まれる言葉だ。
心のどこかでは、「間違っている」と思っている部分もあるのかもしれない。
しかし、それを認めたくない。
だから、出てしまう言葉、それが、「私何か間違ったことを言っている?」なのだろう。
範子(山口紗弥加)が、病院から抜け出してきたけど、私は、最後、この律子モンスターを止められるのは、範子だけなんじゃないか?と思う。
それに期待する。
母子で、「私何か間違ったことを言っている?」
の中の間違いを認識できて終わって欲しいな。
それが、この物語のハッピーエンドな気がする。
もう、すでに、ハッピーエンドとは言い難いですがね(笑)
絶対正義・7話評価4.2
1話からの感想
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絶対正義・キャストスタッフ
キャスト
山口紗弥加
高規範子 役
間違ったことや法を犯すものを許さない“絶対正義”の持ち主。娘を妊娠したことをきっかけに専業主婦に。ある過去の出来事がきっかけで、いつも礼儀正しく、一つの間違いも犯さず、決して罪を許すことなく毎日をおくる。正義の基準は法律で、それにのっとって生きている。
美村里江
西山由美子 役
範子の高校時代の友人。地元の短大を出て就職した文具メーカーで職場結婚するが、会社の業績が悪化して夫がリストラされてしまい、働かない夫と子ども2人を抱えて、パートを掛け持ちして働いている。
片瀬那奈
理穂・ウィリアムズ 役
範子の高校時代の友人。ハーバード大学を卒業後、外国人の夫と共にインターナショナル・スクールを経営し、裕福な生活をおくる。子どもができないことに悩み、自分のDNAを受け継ぐ子を産みたいと考えるが、養子でも構わないという夫と意見が対立している。
桜井ユキ
今村和樹 役
範子の高校時代の友人。大手の出版社を退職したばかりのフリージャーナリストで、いつかノンフィクション作家として成功したいと焦りを感じている。社会人になってから、範子が脅迫電話の犯人を突き止めてくれたことがあり、範子に感謝している。
田中みな実
石森麗香 役
範子の高校時代の友人。子役タレントから女優に転身。仕事は順調だが、妻子ある男性と不倫関係にある。高校時代に、望まぬ妊娠をしてしまい範子に助けられた過去を持つ。
スタッフ
原作:秋吉理香子「絶対正義」(幻冬舎文庫)
脚本:仁志光佑
脚本:谷岡由紀
脚本:政池洋佑
演出:西浦正記
演出:浅見真史
プロデューサー:市野直親
プロデューサー:浅野澄美
プロデューサー:郷田悠
主題歌:ルイユの螺旋/嘘とカメレオン
\今のうちです(視聴可能期限あり)/
2019年2月2日現時点での情報です。FODでお確かめください。