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緊急取調室キントリ・1話ネタバレ感想・真壁有希子 (天海祐希)率いるベテラン俳優のチームワーク・あらすじも

 

緊急取調室1話・ネタバレ感想になります。見逃した方に向けての情報もあります。

天海祐希演じる取調官が深い人間力を基盤に心理戦を繰り広げる、人気作の第3シーズン

感想だけ見たい方は【感想・評価】へ目次から飛べます!

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緊急取調室・1話・あらすじ

緊急事案対応取調班‘キントリ’の刑事・有希子(天海祐希)は取り調べを問題視され、参事官・玲子(浅野温子)から新任・玉垣(塚地武雅)の教育係に専念するよう命じられる。一方、傷害致死などの罪で刑が確定した野本(淵上泰史)が護送中に逃走。主婦・さおり(市川由衣)を人質にし、玲子を交渉役に指名する。玲子は野本を射殺。キントリが玲子を取り調べるが…。

yahootvより引用

緊急取調室~1話ネタバレ・ストーリー・全体の流れ・感想含む

緊急取調室では、録音録画が法制化されて今までとは違うやり方で、捜査をしないといけなくなった。

利益誘導NG

脅迫に捉えられることはNG

犯人(吉川愛)が真壁有希子 (天海祐希)達、緊急取調室(キントリ)メンバーを煽る。

これを見たら、犯人の言う通りだなんて思えないよな、という感じ。

殺人犯野本の逃走

殺人犯の野本(淵上泰史)が、護送中に逃走した。

 

新任・玉垣(塚地武雅)が緊急取調室(キントリ)に赴任した。

参事官・玲子(浅野温子)から真壁有希子 (天海祐希)は教育係に任命される。

玉垣は、将棋で善(大杉連)さんと仲良し。

それを聞き、真壁(天海祐希)は、安心する。

 

脱走した、野本は、人質と一緒に、立てこもった。

参事官・玲子(浅野温子)を指名した。

 

玲子は、突入した。

立てこもり男に、発砲して、死亡。

キントリメンバーは、上司の玲子(浅野温子)を取り調べることになった。

コンピューターを使って人の心理を探るエキスパートの、玉垣(塚地武雅)によると、玲子は全く、緊張していない。

事件の不審点

人質となっていたさおり(市川由衣)は、撃たれた瞬間は見ていないと言う。

 

キントリメンバーは、発砲されたのが、2発だったのが気になる。

 

街の監視カメラによると、犯人の野本は電車移動していた。

その際、行き当たりばったりではなく、住所を辿ったように見える行動。

無作為に立てこもったのではなく、意志を持って、さおり(市川由衣)の家に行ったと言うことですね。

 

野本と、玲子(浅野温子)のつながり

過去に、調書には残されていなかったが、野本に、1個人として、玲子(浅野温子)が接見に行っていたことが判明する。

その事実をもみ消していたのだ。

 

犯人の野本は、再捜査を拒否したことで恨んだのでは?

 

どうして、威嚇射撃ではなく2発撃ったのか?

なぜ、接見を隠していたのか?

という疑問を直接、玲子(浅野温子)聞く。

 

実は、暴発で、拳銃の取り扱いを失敗したのだ。

その警視庁の上にいるものとして、失態を公にすることはできなかったと自供を変えた。

 

上司の磐城和久 (大倉孝二)は、取り調べの中止をさせる。

真壁と玲子との過去

真壁有希子 (天海祐希)は、真相を確かめに、1個人として、玲子(浅野温子)のマンションを訪ねる。

以前、真壁の旦那が亡くなった時、権力を持ってこそが人生だと、玲子なりの方法で、真壁を慰めた。

暴発など、完璧を目指す玲子らしくない・・・

真壁は、真相は分からなかったが、より一層、疑念を抱く。

1個人としての伏線きましたね。

玲子の家に行った真壁を、梶山勝利 (田中哲司)が、あとをつけていた。

真壁と、梶山勝利 (田中哲司)は、同期である。

2人の仲は、コンピューターを使って人の心理を探るエキスパートの、玉垣(塚地武雅)もその仲を怪しむほど。

証拠が出てくる

梶山勝利 (田中哲司)のサポートで、新しい証拠にたどり着いた。

 

野本と、玲子の接見内容は非公開だったが、それが分かるものが出てきた。

 

それは、野本と、玲子が、接見の時に調書を取っていた、柿本と言う人物の遺書だった。

 

柿本は、警察官を辞めていた。

野本と何も話さなかった。と言うのは嘘。

そして、怜子が、柿本に新しい就職先まで斡旋していた。

玲子が、どうしても隠したいことがそこにはあった。

事件の真相

事件の真相はというと、野本(淵上泰史)は、自首したけど、本当はやっていない。

さおり(市川由衣)の身代わりになったのだった。

でも、刑務所にいると、嘘はいけないと思ったそうだ。

再捜査をしてほしいと、玲子及び警察に訴えたが、認められなかった。

なので、さおりに自首をしてもらいたいという、想いで立てこもったのだった。

さおり(市川由衣)もそのことを認めた。

 

玲子(浅野温子)を追い詰める

監物大二郎 (鈴木浩介)が、警察トップの食事会に行くと、玲子は、ぬくぬくと、警察組織のトップに居続ける様子。

 

しかし、キントリメンバーから、犯人の野本と、玲子の接点があった証拠である、柿本仁史の遺書を渡される。

中止になっていた玲子の再捜査を指示。

 

相手が相手だけに、失敗したら、自分の処遇も危うい、必ず立件できるか、絶対に立件しろと言う。

 

真壁有希子 (天海祐希)は、菊地玲子を丸裸にすると気合が入る。

証拠が出てきたら強いですよね。でも、連鎖して罪がない人が亡くなってしまったのは切ない。

 

玲子の3度目の取り調べ

有希子 (天海祐希)は、犯人はお客様じゃないと言い、キントリメンバーは、円陣を組む。

新入りの塚地が面食らう。

第三回目の、事情聴取が始まる

現場を、再現する。

菱本進 (でんでん)や小石川春夫 (小日向文世)の迫真の演技。

 

それにより、玲子が、銃を正確に扱っていたことが分かる。

それなのに、二重発砲した。

なぜなら完全に殺害したかったからだ。

理由は、玲子のキャリアに傷がつくので。

 

事件の真相は、野本が殺したとされる内川は、実際さおり(市川由衣)が殺した。

現場を、野本がたまたま目撃。

出し子として、オレオレ詐欺の仕事を抜け出せなかった。

犯罪でもしないと抜け出せないので、代わりに自首したのだった。

再捜査を依頼したが、拒否された。

 

断る、俺が逃げたのは、さおりを自首させたかったのだと言いたかったのではないか?

と真壁が言う。

 

遺書を書いた、柿本は、再就職先を探してあげて、先週自殺した。

 

柿本が自殺したのは、【冤罪をはらせないまま死んだ野本への無念】の気持ちが強かったことが遺書を見ると分かる。

それを聞いていると、玲子は、「私も死ぬしかないようね」と、段ボールの銃を自分に突きつける。

 

権力を持ち、なりたいようになりたかった。

 

玲子は、警察を中から変えたかった。

自分より下の職務の、警部補の真壁これ以上説教されたくない逮捕しなさいと言う。

罪状は殺人だと自ら言う。

 

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緊急取調室~1話・最終回・考察・感想・評価


キントリ面白いですね。

ベテラン俳優陣がやっぱりいい味出しているし、豪華です。

 

新規参入してきた、玉垣(塚地武雅)も良いキャラです。

 

今回は、権力のために、隠ぺいしようとした玲子(浅野温子)。

玲子は、心底、野本が邪魔だったでしょうね。

野本も野本だよ。

オレオレ詐欺の【出し子】に疲れたからって、やってもいない、殺人犯ですって自ら主張して、自首するなんて。

野本は、ろくでも無さ過ぎるよ。

ろくでもない人間だよ。

今回の事件は、よくよく考えてみると、玲子(浅野温子)に同情しちゃうな。

 

冤罪とはいえ、普通の冤罪と種類が違う。

自分の利益(出し子がやめられない)から、「自分やりました」って来て、そりゃ警察は、そうですかって捕まえるよ。

「やっぱり嘘はいけない。間違っていると思った」なんて、さも改心して、自分は正しいかのように主張していたけど、結局、刑務所も刑務所で、辛かったんでしょう?思えてならないよ。

 

一方、玲子は、冤罪は警察の汚点だから、責任者だった、自分のキャリアに傷が付く。

警察の中で、トップに近いところいると言うことは、こんなに今まで、血反吐く思いで、頑張ってのぼりつめたのにーってなるよ。

 

自ら自首してきた特殊な人間でも、冤罪が、発覚したら、玲子の落ち度はないのに、玲子がいけなかったことになるんでしょう?

 

玲子が、警察の中から組織を変えたかったと言ってたけど、組織の仕組み本当に、悪くない?

もらい事故のようで、お気の毒だよ。

この話がなかったら、玲子は、野本なんて絶対殺さないし、間違いなんて起こさないタイプの人間だよ。どう考えたって。

 

裁判員裁判じゃないけど、嘘と真実、正しいか正しくないかが、どこに着眼点を置くかで、変わってくる世の中だなと思ってならない。

 

冤罪が取り扱われるドラマも多いけど、今回のケースは、本当に異例だと思うけど、ないとは言い切れない。

 

そのおかげで、警備員になった柿本さんまで亡くなってしまってたり、玲子はついていない人生だよ。

 

お気の毒。

 

一見、パッと見ると、今回は、犯人の野本がお気の毒で、玲子が独裁者に見えるけど、本質的に見るとそうじゃないでしょうと感じましたね。

初見で見た感想と、よくよく考えてみたらで、感想が変わってくるのが面白く感じました。

こういう考えさせられる、奥が深い題材好きです。

 

1個人として、玲子が野本に会いに行ったように、1個人として真壁が玲子に会いに行くなど、脚本も伏線が散りばめられていて、骨太のように思いました。

井上由美子さんが脚本ですか。納得です。

 

 

緊急取調室~1話・評価4.3

 

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緊急取調室・キャストスタッフ

脚本:井上由美子
プロデューサー:三輪祐見子
プロデューサー:都築歩
プロデューサー:松野千鶴子
演出:常廣丈太
演出:本橋圭太
主題歌:Prime Numbers/家入レオ

【HP】緊急取調室・公式

出演:
真壁有希子 (天海祐希)
梶山勝利 (田中哲司)
監物大二郎 (鈴木浩介)
磐城和久 (大倉孝二)
菱本進 (でんでん)
小石川春夫 (小日向文世)

ココがポイント

人気シリーズシーズン3

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