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ドラマ昭和元禄落語心中3話・ネタバレ・感想・考察~みよ吉と菊比古のキスシーンは美しい・あらすじも

雲田はるこ原作の漫画をドラマ化作品です。

 

岡田将生主演で、若者たちに落語ブームを起こしたミステリー漫画を実写ドラマ化!

 

昭和元禄落語心中3話あらすじネタバレ感想考察になります。

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昭和元禄落語心中3話・あらすじ

 二ツ目となった菊比古(岡田将生)は壁にぶつかっていた。

生真面目で端正な芸は華がなく、客に受けないのだ。

一方、助六(山崎育三郎)を名乗るようになった初太郎は柔軟な芸風で笑いを誘い、客席を沸かす。人気も実力も助六に及ばない菊比古はコンプレックスを抱き、思い悩む。

そんな菊比古にほれ込み、恋人として支えたのがみよ吉(大政絢)だった。

やがて、菊比古は自分の芸を光らせるヒントをつかみ、飛躍のきっかけを得る。

Yahoo!テレビより引用

昭和元禄落語心中3話・ストーリー(ネタバレ)・感想

今回のテーマは【迷路】です。

菊比古 (岡田将生)の迷路の中にいるかのような葛藤が伝わってきた回。

できの良い同期がいればどうしたって悩みます。

そして、突如出会ってしまった、みよ吉。

しかし、みよ吉は師匠が紹介してくれた芸者さん。

ぐいぐいくる、みよ吉に・・・師匠の女に手を出す訳にはいかない・・・

 

これもまた迷路ですよね。

菊比古の葛藤

昭和25年。

 

菊比古 (岡田将生)は【食うために】飲食店のボーイをしていた。

二ツ目となったのに、菊比古の芸が振るわない。

 

一方、助六(山崎育三郎)を名乗るようになった初太郎は客の心をつかむのがうまい。大人気。

初太郎 (山崎育三郎)は、菊比古 のバイト先に来て、パンをもらい小腹を満たして帰って行った。

菊比古 は、バイト終わりも初太郎にパンのお土産を持って帰ってくる。

 

後先考えずに、師匠からもらったものは、質に入れて飲んでしまった。

女遊び、芸の肥やしもしっかりやる。

初太郎はちゃっかりしている。

 

一方、ケチの菊比古、性格がまるで違う2人です。

 

そんな2人ですが、落語に対する思いは一緒。

 

それを表現するシーンとして、雪道でも、1枚の布を傘にして、2人とも思い思い違う落語を口ずさみ歩く2人。

 

良いシーン。勉強家の2人がうまく表現されていました。落語への愛も感じられますね。

 

助六は、落語がうまい。

例え、お客同士が喧嘩しだしたりしても、それすらも【笑い】に変えてしまう力を持っている。

 

助六は、師匠の型すらも無視する。一方菊比古は、師匠の型は、できるしうまい。

しかし、お客を喜ばせられないで、居眠りされてしまったり。

 

人気も実力も助六に及ばない菊比古はコンプレックスを抱き、思い悩む。

 

同じ時期に弟子入りして同士のようにやっていたのに、実力も人気も違ってくれば悩むものです。

 

稽古に励むと言う、菊比古に師匠は、逆に稽古のし過ぎだと言う。たまには、バカになって遊べと言う師匠

 

何事にも、あそびが必要と言いますが、特に芸の道は、笑ってもらえて、なんぼ。むきになってひた走るだけでは駄目ですよね。

 

菊比古とみよ吉(大政絢)を会わせる師匠。

 

みよ吉は、菊比古にひとめぼれ状態だったのでしょう。こっそりと近付きます。

師匠に怒られると言う菊比古 に、怒られても大丈夫。1人で死ぬのは寂しいけど、怖くないと・・・

 

みよ吉の覚悟が凄い

みよ吉の過去

みよ吉に猛プッシュされる菊比古。

しかし、みよ吉は師匠の女なのでは?と心配になる。

2人の間柄を助六に聞きます。

こういう所も、菊比古の繊細さが現れていますね。

 

満州で出会った助六、みよ吉、師匠の3人。

助六は満州は地獄だったと答えます。

ロシア兵に殺される人が多発していたそう。

いつ殺されるか分からないって恐怖の極限状態になりますよ。

 

仮に満州で師匠とみよ吉に何かあってもあの時はあの時だと、励ます。

 

助六は器が大きい

芸の肥やしで、要領よく遊びまくる助六。

 

それを見て、菊比古は、芸の肥しだっていつも食べるともたれてしまうと言う。

 

そして、自分でも分かっていて、自分は人気があるという助六。

 

菊比古は、神様は不公平だと思ってしまう。

 

八つ当たりすらも、何でもぶん投げろと、ひがむ自分を受けとめる度量もある助六に嫉妬してしまうのです。

 

助六落語家として完璧ですね。比較したら自分が落ち込むのは無理もない

 

みよ吉と菊比古仲を深める

みよ吉に、踊りを教えたり。

偶然会って、みよ吉の家まで送ったり。

つれない菊比古に、みよ吉は心を開かせます。

徐々にみよ吉と菊比古は仲を深めます。

 

助六と比べると、自分は、落語もしかして向いてないかもしれないと、みよ吉に愚痴をこぼします。

 

何のために誰のために落語をやっているのか分からないと言う菊比古。

 

そんな菊比古に、

自分の居場所は自分で作るしかないと諭すみよ吉。

 

舞台で自信を取り戻す

助六主宰の舞台があった。

菊比古は、女形の役だ。

みよ吉に化粧をしてもらう、菊比古。

菊比古 演じる岡田将生は、奇麗で色っぽいのに、女方が全然似合わない(笑)

 

ふてくされるも、みよ吉がキスをして菊比古の気をなだめる。

それを気まずそうにする助六。

 

自分の居場所は自分で作るしかない

と言う言葉を思い出した、菊比古です。

 

みよ吉と出会った菊比古は、自信を取り戻します。

応援してくれるだれか、心から慕ってくれる人がいると強くなれるものです。

 

みよ吉に、送っていくと言う助六。

みよ吉は、あなた意外と優しいのねと。

 

おっと、助六もみよ吉にいくのか?

 

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昭和元禄落語心中3話・評価


見た後に後遺症が残ってしまうくらい気持ち悪いな~という感じの、目を覆うようなキスシーンがドラマって案外多いです。

 

しかし、みよ吉(大政絢)と菊比古(岡田将生)のキスシーンは芸術作品!と言っても過言ではない美しさでした。

 

みよ吉が、菊比古に魅かれてぐいぐいくる。

師匠と3角関係にはなりたくない、用心深い菊比古。

気にするなと言った、助六だったけど、【みよ吉に、送っていく】と言ったところを見ると、

もしかして、助六も?なんて気も。

菊比古の迷路のような葛藤がうまく表現されていました。

 

昭和元禄落語心中3話~評価4

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昭和元禄落語心中・キャスト・スタッフ

昭和元禄落語心中

キャスト

岡田将生
八代目 有楽亭八雲/菊比古 役
戦前から戦後、平成まで活躍した落語家。前座名「菊比古」で、そのまま真打ちに昇進。後に、落語の大名跡である「八雲」を襲名する。クールでじっくり聞かせる噺が得意。弟子を取らない主義だったが、なぜか与太郎だけ弟子入りを許す。

竜星涼
与太郎 役
刑務所に服役中、八雲の落語に触れて弟子入りを決意。弟子を取らないことで有名な八雲に、体当たりで入門を直訴してなぜか許された。

成海璃子
小夏 役
八雲の養女。八雲のかつての親友であり、早世した天才落語家・有楽亭助六の娘。落語に親しんで育ったため、落語への造詣が深い。両親が事故死しており、八雲を「親の仇」と憎んでいる。

大政絢
みよ吉 役
八雲が菊比古の名前だった時代に知り合った芸者。八雲のことを献身的に支えながら、親友である助六と連れ添い、一人娘の小夏を生んだ。助六と共に若くして事故死する。

山崎育三郎
二代目 有楽亭助六/初太郎 役
八雲の親友で憧れの落語家でもあり、永遠のライバル。前座名は「初太郎」。少年の頃、八雲と同じ師匠に、同じ日に弟子入りして、共に前座修業にいそしんだ。笑わせる噺、聞かせる噺など何でもできる天才落語家。真打ち昇進前から人気を博し、芸者のみよ吉との間に小夏をもうけるが、若くして事故死する。

スタッフ

原作:雲田はるこ「昭和元禄落語心中」(講談社)
脚本:羽原大介
演出:タナダユキ
演出:清弘誠
演出:小林達夫
制作統括:藤尾隆
制作統括:小林大児
制作統括:出水有三
主題歌:マボロシ/ゆず

 

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