高嶺の花９話・ネタばれ・感想・考察～プーさんはハニー（トラップ）が好き？って掛詞か(笑)

高嶺の花9話・ネタばれ・感想・考察になります。

 

高嶺の花9話・あらすじ

意外な方法で直人（峯田和伸）への思いを断ち切ろうとするもも（石原さとみ）。同じ頃、なな（芳根京子）とルリ子（戸田菜穂）は市松（小日向文世）から、ももが実子ではないことを聞く。千秋（香里奈）は直人との距離を縮めていた。その一方で、ももには直人が生けた花が届くようになる。そして、兵馬（大貫勇輔）と龍一（千葉雄大）の「京都神宮流」次期家元の座を懸けた生け花対決の日。ももは戦いを終えた龍一から、自身の出生の秘密を知らされる。

Yahoo!tvより引用

高嶺の花9話・考察

ハニートラップから本当の愛

千秋（香里奈）の正体が判明！ももの中高の友人だった。ももの差金で、ハニートラップ要員で、直人（峯田和伸）に会っていたのだった。

 

改めて、ハニートラップが多いドラマですよね。

伏線としてハニートラップが多用されています。

いや、むしろ、ハニートラップから⇒の本当の愛への転換でしょうか。

 

なな⇒龍一

龍一は、ななに仕掛けたハニートラップでしたが、京都神宮流の次期家元を掛けての俎上に大差で負けボロボロになりました。

家元どころか、反抗したおかげで花業者から卸してもらえないような状況。

もう、華道を続けられないかもしれない状況にさえなっていました。

そんな、龍一をなぐさめに行ったのが、なな。

かつて、龍一は、ななに、ハニートラップを仕掛けましたが、ななの本物の愛情が育ったのです。

 

 

市松⇒亡きももの母親

市松は、花を生ける時に、手が震えていました。

それを見た、ももは、「もう１人の自分が見えないのでは？いつからですか？」と言いました。

たゆたう光と影です。

現在の、ももがプーさんを愛しているのに冷たく当たったように、市松もまた、本当にももの亡き母親を愛していたのではないだろうか。

ということが推察されます。

亡きももの母親に冷たく当たって、市松もまた、「もう１人の自分を取り戻そう」としていたのではないか。

 

 

ももの母親⇒運転手高井

ももの亡き母親は、運転手高井をハニートラップとして、市松は当時差し向けたのでしょう。

しかし、これもまた、転換します。ももを身ごもるほど、高井を愛した証拠です。

 

ももは、ハニートラップに引っかからない男はいないと思っています。

プーさんもハニートラップに引っかかるはず。

そこで、千秋（香里奈）をプーさんに差し向けた。

 

待って！プーさんとハニー（トラップ）って！！！

 

 

物語の初めも、ももが、ハニートラップに引っかかった元恋人の吉池（三浦貴大）をストーカーする所から始まりましたよね。

ハニートラップだったのに、子供までできてしまって、ハニートラップが本物の愛に昇華していきました。

 

結局、ドラマ、「高嶺の花」は、ハニートラップから本物の愛をつかむお話だったといえそうです。

 

ハニーが好きなクマのプーさんですが、次週最終回、千秋の誘惑（ハニートラップ）に打ち勝てるのでしょうか。

 

 

高嶺の花9話・感想・ネタバレ・全体のストーリー

直人（峯田和伸）と別れて華道に身を捧げる覚悟をしたにもかかわらず、月島流次期家元の座をなな（芳根京子）に奪われたももだった。

 

千秋が、ももの差金で動いていることが分かる。しかし、千秋はだんだんプーさんに魅かれていった。

 

兵馬（大貫勇輔）は、「もう１人の自分」に関しては、プーさんの言う通り、「子供の自分」だと暴露。

なので、いったん「もう１人」の自分が見えなくなった華道家は、二度と見えることはないだろうと。

 

兵馬は、力の差は歴然なのに、月島市松が、なぜ、ななを次期家元に選んだかが理解できないと言う。

一方、ななもまた、なぜ自分が次期家元に選ばれたのか分からない。

納得のいく説明をして欲しいと、市松に駆け寄ると、「ももは、市松の実の子ではないからだ」という事実を告げられた。

 

そんな中、京都神宮流の次期家元を決める「俎上」が龍一（千葉雄大）と兵馬（大貫勇輔）で行われる。

龍一は、投票の権利を持つ理事の過半数を取り込み票固めをしていた。

彼がこれまで市松の企てに協力してきたのは、理事の一人である市松の票を手に入れるためだったのだ。

しかし、市松はこの催事に欠席、ももとななが代理として出席したことで票が読めなくなる。

 

もし、ルリ子（戸田菜穂）との密会を見せつけてから会っていないななが票を入れるとしたら……？　兵馬に勝って神宮を継ぐことを目標に生きてきた龍一は、最後の戦いに挑む――！

圧倒的大差で、龍一は、兵馬に負ける。

そして、ななは、負けた龍一に「可哀そうと言って」票を入れたのだった。

 

一方、直人は千秋（香里奈）と交流を深める。

千秋は直人に、子どもの頃、母親から辛い仕打ちを受けていた思い出を打ち明ける。

直人は、心の傷をさらけ出す千秋を温かく励ます。

 

 

千秋は直人の優しさに惹かれ始めていた。

 

そしてももは、龍一から自分の出生の秘密を聞かされる。

ももに、可哀そうと連呼する龍一

 

月島の「俎上」は、実子であるななを次の家元にするために市松が巧妙に仕組んだ、出来レースだった!?　衝撃の事実に直面したももは激しく動揺した。

 

父親、市松に確認しに行くも、恨むどころか、感謝の方が強いというもも。

華道をする市松の手が震えている。

もう１人の自分を市松も、また見えないで苦しんでるのでは？と推察したもも。

 

ももは、感謝していると言いつつも、事実が分かり荒れ狂う。

キャバ嬢に戻り飲んだくれるもも。

プーさんがそんなももを救い出そうとするが、ももにストーカー扱いされて、他の客に、ボコボコにやられてしまう。

 

高井がももの、実の父親だと気づいていたプーさん。

ももの痛みを分配しないか持ちかける。

そして、実の父親なら、ももにそのことを打ち明けて欲しいと頼んだ。

 

 

龍一の元にななが訪ねる。

ボロボロの龍一が、ななに、頭でも打ったか？と。

ななは、そうかも(笑)と答える。

ななは、龍一に聞きます。なんで、自分のことを抱かなかったのか？抱けばもっと闇深くなったのにと。

龍一は、「自分をまっすぐに見てくるななを、汚したくなかった」と言います。

ななは、今もまっすぐに見てるよ。あなたを戻してあげる。元のきれいなあなたに。

 

落ち込むもも、高井が自分の実の父親だということに気付く。

慌てて弁解をするが、もう顔をみたくない。私には父親はいないと避けられてしまう高井。

 

千秋から、ももに電話が掛かってくる。

千秋が、プーさんを誘惑している所だった・・・

誘惑にプーさんは乗ってしまうのかどうか？

 

プーさんが宗太にメール

傷ついた宗太が、たくましく、日本１周を続けている。そんな中、プーさんが送った内容。

悪口を言うやつは無視していい。

毒を吐く人は自分も毒を吸っている。

そっち側に回ってしまうと色あせてしまう。

自分の中に芯を作ろう。

自分はこの世に１人。超激レア。

たった一人の君たった一人の俺。

プーさんは、ダメな俺がダメな自分に言っている。

 

高嶺の花・9話評価

プーさん千秋のハニートラップに引っかからないで欲しいです。

プーさんが、ももを想う気持ちは、ハニートラップに負けて欲しくない！

最終回気になります。

ももにも、ななにも幸せになってほしい。

高嶺の花9話・評価4.2

高嶺の花・キャスト・スタッフ

高嶺の花公式

出演者
石原さとみ、峯田和伸、芳根京子、千葉雄大、三浦貴大、大貫勇輔、笛木優子、袴田吉彦、吉田ウーロン太、高橋ひかる、城後光義、舘秀々輝、田畑志真、西原亜希・博多華丸、正司照枝、正司花江／香里奈、升毅、十朱幸代／戸田菜穂、小日向文世

監督・演出
演出
岩崎マリエ
原作・脚本
脚本
野島伸司
音楽
主題歌
『ラヴ・ミー・テンダー』エルヴィス・プレスリー
音楽
上野耕路
制作
プロデューサー
松原浩 鈴木亜希乃 渡邉浩仁

＼今のうちです（視聴可能期限あり）／