トレース～科捜研の男～3話ネタバレ感想～子供の切実な想いに残された親は・・・～見逃し・あらすじも

 

トレース～科捜研の男～3話・ネタバレ・感想・考察になります。

 

原作はこちら

 

トレース～科捜研の男～3話あらすじ

山林で小学生・桃（高松咲希）の遺体が見つかる。虎丸（船越英一郎）の先輩刑事・鶴見（大地康雄）が長年追う連続幼女殺人事件の手口と酷似していると分かり、真野（錦戸亮）とノンナ（新木優子）が現場を調べる際に、鶴見も同行。そこで発見された遺留品のDNAが、鶴見が連続幼女殺人の犯人とにらむ男のものと一致する。だが、真野は、虎丸や鶴見らにある事実を突き付ける。

YAHOO!TVから引用

 

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トレース～科捜研の男～3話・ネタバレ・ストーリー・全体の流れ・考察・感想含む

少女が公園で

8歳の少女、松戸桃（高松咲希）に関する鑑定が来る。

公園で絞殺された遺体だ。

不審な男性から、性的被害を受けた可能性がある。

検査薬を用意していると、ノンナ(新木優子)の目から涙が。

真野(錦戸亮)は、「遺品は可能な限りきれいな状態で、家族に返したい」と言う。

しかし、反応が出なかった。

虎丸(船越英一郎)の先輩の大地康雄

定年間近に迫った、ベテラン刑事・鶴見茂（大地康雄）が来た。

虎丸(船越英一郎)の先輩刑事。

今回の少女の殺人は、20年前と10年前に起きた連続幼女殺人事件に似ている。

今回のケースも犯行手口が同じ、同一犯ではないか？と。

だから、科捜研に来たという訳だった。

 

鶴見が、長年、犯人だと目を付けている、西内智幸（池内万作）は、児童館のボランティア職員。

子供との接点がある。

 

亡くなった松戸桃（高松咲希）一緒に遊んでいた女の子、同級生の三島唯（稲垣来泉）は落ち込んでいるという。

両親の不仲

被害者の両親の松戸志津香（松本若菜）と直樹（永岡佑）は、刑事の取り調べ中でも、喧嘩する仲。

そして、虎丸 (船越英一郎)もまた、過去同じように、夫婦仲は最悪だった。

そして、ある日、奥さんと、子供は出て行ってしまった。

 

新たな証拠

鶴見が、「もう一度現場調査を」ということで、調べたら、新たな証拠が発見された。

 

たばこの吸い殻が落ちていた。

がい者と同級生の遊んでいる場所に、西内智幸（池内万作）が吸っている、たばこの銘柄と同じものが、あったのだ。

 

そのたばこは、西内智幸（池内万作）のDNAと一致した。

 

事情聴取で、西内智幸（池内万作）は、自分は、公園には行っていないと言う。

もう一度現場へ

真野(錦戸亮)　は、現場に折れた枝があったのを見つける。

それが気になっていた。

もう一度現場に行く。

物音がする。

 

がい者の友人、三島唯（稲垣来泉）が来ていた。

「ごめんね」と言って、お供えをしていた。

 

ノンナ(新木優子)が三島唯に、話を聞こうとすると、逃げてしまった。

証拠のねつ造

吸い殻に付着されていたのは、塩素反応があった。

「どうしても、捕まえたい」と力が入っている、鶴見茂（大地康雄）が証拠をねつ造をした。

あっさりと認める、鶴見。

虎丸 (船越英一郎)が吠える。

虎丸に、鶴見は、証拠隠滅で、逮捕されてしまった。

 

真野(錦戸亮)は、出世、保身、プライド、こんなことは、よくある話だと言う。

 

鶴見は、定年まで、あともう少しだからこそ、なんとか、西内智幸（池内万作）を捕まえたかったのだと言う。

鶴見の連続殺人の記録

鶴見が持っていた、事件のメモを書いた手帳を見ると、事細かに詳細が記されていた。

昔の書き込みに、動画があると書いてあった。

 

真野は、それを、現代の技術で、鮮明にすることはできないか？と、思いつく。

 

家宅捜索の写真と、動画をもう一度調べてみることにした。

 

犯人らしき人物は、ジーンズをはいていた。

当時は、量産されたもので、購入ルートをたどることができなかった。

しかし、ジーンズには、指紋がある。

人間の指紋と同じように、1つ1つ縫い目によってできる指紋があるということだ。

量産品でも、決して同じではない。

そこに、気づく、真野。

犯人の特定

ジーンズの指紋を調べる。

FBIの鑑定結果でも実証済みの方法だ。

西内智幸（池内万作）のものと、ジーンズの指紋が、が一致した。

そして、逮捕され犯行を認めた。

 

しかし、今回の、松戸桃の犯行は否定している。

 

今回の少女は誰に？

真野が、ルミノール検査をしたら、血痕が見つかった。

DNAの持ち主は女性だった。

背中だけ汚れていた。

しかし、靴下は汚れていない。

三島唯（稲垣来泉）の血痕がだった。

 

三島唯（稲垣来泉）は、がい者の、松戸桃（高松咲希）に、暗くなる前に帰ろうと言ったのに「まだ帰りたくない」と言う。

 

パパと、ママを仲直りさせるために、自殺の練習をすると言い出したのだった。

 

練習するから見ててと言うと、やってみると、木の枝が折れてしまった。

 

三島唯（稲垣来泉）は、なんとかロープを外そうと頑張っていたけど、やっとほどけた頃には、亡くなってしまっていた。

 

そして、小学生の、三島唯（稲垣来泉）は、捕まってしまうと思って、遺体を隠そうとした。

しかし、できなくて、「桃ちゃんごめんなさい」と言って立ち去った。

 

松戸桃（高松咲希）は、両親が仲直りするのを望んでいたのだった。

 

どうして、親に相談しなかったんだろう？と、ノンナ。

 

真野(錦戸亮)　は、親に、聞いてもらえないと思ったんじゃないのか？と。

 

失った後に、どうして、もっと早く聞いてあげなかったんだろうと、

虎丸 (船越英一郎)は、息子に電話しようとして、悩む。

 

トレース～科捜研の男～3話・感想・評価

考えさせられる内容でした。

親の不仲は、子供にとっては一大事です。

子供は繊細ですから、平気を装っていても、傷ついています。

 

今の世の中、価値観も多様だし、いろいろな選択肢があるので、すれ違う夫婦も多くなっていると思います。

喧嘩が絶えないというのは、よく聞く話です。

 

ここまでの、事故に発展することは、そう多くはないのかもしれないけど、いたたまれない気持ちになりました。

争いの中にいると、人の心は疲弊してしまいます。

 

がい者の松戸桃が亡くなって、両親の仲直りが目的だった両親の不仲が少し緩和して、寄り添っていました。

皮肉なことです。

 

定年間近の鶴見の、犯行。

これも、松戸もも同様、ある意味、いじらしいです。

なんとかしてでも、ほぼ黒に間違いない、犯人に証拠不十分で、切り込めないのは、もどかしかったでしょう。

やり方は間違っていたけど、【なんとか状況を変えたかった】という思いは、松戸桃と一緒。

 

虎丸も、奥さんと子供と離婚していて、思いが重なって電話しようとしていたけど、電話できたかな？

 

最後、ノンナが、生きているうちしかできないと、真野を飲みに誘っていたけど、本当、生きている内に、やれることをやりたいと思いましたね。

 

 

 

トレース～科捜研の男～3話評価4.1

 

 

トレース～科捜研の男～キャストスタッフ

【出演】錦戸亮、新木優子、山崎樹範、岡崎紗絵、矢本悠馬、山谷花純、加藤虎ノ介、小雪、遠山俊也、篠井英介、千原ジュニア、船越英一郎

【原作】古賀慶

【脚本】相沢友子

【演出】松山博昭、相沢秀幸、三橋利行

【音楽】Ken Arai

【主題歌】crystal・関ジャニ∞

 

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