イノセンス 冤罪弁護士
最終回・10話ネタバレ・感想になります。
坂口健太郎が冤罪被害に立ち向かう弁護士役で主演! “科学”を武器に逆転劇に挑む
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イノセンス 冤罪弁護士最終回・10話あらすじ
【最終回】
拓(坂口健太郎)をかばって刺された楓(川口春奈)は、とっさに犯人の顔を引っかく。一方、聡子(市川実日子)は秋保(藤木直人)に、3人の被害者を生んだ一連の事件の新情報を報告。そんな中、楓を刺した神津(武田真治)が自首する。接見に現れた拓に、神津は3人を殺害したのは自分だとささやき、証拠はないと言い放つ。拓らは証拠捜しに奔走するが、検察側から圧力がかかる。Yahoo!TVより引用
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イノセンス 冤罪弁護士最終回・10話・ネタバレ・ストーリー・全体の流れ
身代わりになった和倉
黒川拓 (坂口健太郎)は、11年前の事件と酷似した事件の真相を調べていた。
和倉楓 (川口春奈)が、拓 の身代わりになり、男に刺されてしまった。
拓が、警察に、証拠の品の現場付近に落ちていた【タバコ】を出すと、証拠の採取は自分たちがやると言われてしまう。
拓が冤罪を扱う弁護士だと知れ渡っていて、警察官から、信頼されていないのだ。
拓は、病室で眠る和倉のの手を握ると、目を覚ます。
怪しい【kouzu】
有馬聡子(市川実日子)は、真犯人が偽装拘束したのなら?と考えて調査していた。
すると、【kouzu】というSNSアカウントがあった。
このアカウントが怪しい動きをしていた。
楓 を刺した、神津(武田真治)が、翌朝、自首してきた。
神津は、大学の学生課で働いているそうだ。
海外で暮らしていて、社会復帰した。
以前は、東央大学の学生課で、働いていたそう。
神津(武田真治)は、「エリートでも、死ぬ時は、あっさりしている」と言う。「11年前も今回も3人共、自分が殺した。」とも。
神津は、【首をくりっと斬った】と表現したが、それは公表されていない事実だった。
証拠探し
黒川との面談中に、自白した。黒川は取り乱してしまった。
事務所に戻っても尚、拓は動揺していたので、皆に心配される。
でも、肝心の証拠がない。
有馬聡子(市川実日子)によると、取材の際、当時の、警察官の草津(佐藤B作)が、現役当時歯切れが悪かった。
今は引退している。
何か新事実を知っていたかもしれない。
元警察官の草津(佐藤B作)に会うと、証拠の品に、【タバコの吸い殻】があったことを教えてくれた
拓の先輩で、容疑者になり、亡くなった浅間(鈴之助)はタバコを吸わない。
その事実を受け、再審請求した。
慎重に扱えと言われていたが、有馬聡子(市川実日子)も、腹くくって、その件をニュースにした。
すると、拓の弁護士事務所の所員の石和(赤楚衛二)が、弁護士法違反をしたと言う理由で捜索が入った。
友達の起業の相談という取るに足らないなものだったのに・・・。
さらには、騒動の渦中、再審の棄却の手紙が届く。
父親に抗議に行く
拓の目指す先は、実家だった。
その理由は、拓が、父親の黒川(草刈正雄)に文句を言いに来たのだった。
全て、妨害工作は、父親の差し金だと言うことは知っていると。
遅れて、和倉楓 (川口春奈)も抗議に来る。
父親の、黒川(草刈正雄)は、「私は知らなかった。タバコのことなどしらない」と、言う。
ここまできて、白を切る父親に怒り心頭の拓だったが・・・
警察からそんな情報は上がっていなかったのでは?と和倉。
別府(杉本哲太)も腹をくくる
拓は、事務所に戻ると、所長の別府(杉本哲太)に騒ぎが大きくなり、損害賠償もどれだけのものになったと思っているんだと言われてしまう。
すると、拓は、「この事件の弁護だけはやらせてほしい。その後責任を持って辞める」と言う。
しかし、別府(杉本哲太)は、拓が辞めても解決にならない。
こうなったら、今回の事件も11年前の事件も冤罪だったと証明しようと、別府(杉本哲太)自らが音頭を取る。
所長の別府もこの事件がきっかけで、亡くなった兄の敵を討ってやると言う意志も入っている。
証拠が出てきた
拓と、和倉は、11年前のタバコを探す。
警察官の草津(佐藤B作)が待ち合わせ場所に来た。
秋保(藤木直人)の元に、黒川拓 (坂口健太郎)が、11年前の証拠品を持って登場する。
証拠が出てきたから事実の裏付け頼むと、秋保を説得する、拓。
もう一度だけ力を貸してほしいと頼みこんだ。
裁判の日
黒川拓 (坂口健太郎)は、容疑者になっている富士田(坂本真)の裁判を担当する。
11年前の事件と関連して、弁護する。
話題は、タバコの吸い殻についてだ。
喫煙者ではなかったから、証拠の品としなかった。
11年前のものも、今回のものも、同じ人物のDNA型と一致していた。
検察側の指宿(小市慢太郎)は、捜査を混乱させるため、悪意がある第三者が落とした可能性もあると指摘した。
秋保は、それに対して、猛抗議する。
秋保(藤木直人)は、真実を追求しようとする意志が必要だと主張する。
証人の神津(武田真治)
神津(武田真治)が証人に立った。
監視カメラの映像に映っていた。そして、目撃証言もある。
拓は、否定するならしてほしいと言う。
すると、神津は11年前と、今回の3件の殺害をしたのは、自分だとあっさりと認めた。
神津は、巧妙に、【犯人役】をしっかりと作り上げた。
餌として、まいた犯人役に、しっかりと、警察は食いついた。
神津(武田真治)は、これじゃ、冤罪がなくならないわけだと、責める。
「あまりにも無能な、検察、警察ざまーみろだ」と言って笑う。
神津(武田真治)もまた免罪被害者
神津(武田真治)は、法医学を学ぶために、4浪した。
女子高生から、痴漢を疑われて、否認したが、それでせっかく受かった4浪目の大学合格を棒に振った過去がある。
そして、それも、冤罪事件だった。
でっち上げの痴漢だったのだ。
拓は、人生をめちゃくちゃにしてしまったと、告白されたそう。
痴漢の冤罪が一連の殺人を起こしたきっかけだ。
12年前無実だった、神津(武田真治)は、3人の殺人犯になった。
冤罪の苦しみを誰よりも分かっていたはずだったのに・・・
拓の、父親の黒川(草刈正雄)が、謝罪する。
その後・・・
冤罪は必ず、晴らすことができると、信じていると、拓は主張する。
裁判が終わったが、拓 (坂口健太郎)は、亡くなった人は返って来ないので、すっきりしないと言う。
秋保(藤木直人)は、「だが、俺は救われた」と言う。
黒川(草刈正雄)は、11年前の事件の、再審請求すると言う。
やがて、刑事事件の依頼が事務所に大量に届いた。
城崎穂香(趣里)も司法試験の勉強をしている。
有馬聡子(市川実日子)の取材を断る、黒川拓 (坂口健太郎)。
秋保(藤木直人)は、民間の科学技術調査の会社を立ち上げると言う。
黒川拓 (坂口健太郎)に整理整頓をお願いしても無駄だと分かった、和倉楓 (川口春奈)。
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イノセンス 冤罪弁護士最終回10話・感想・評価
最終話は、冤罪の苦しさを知って、【真理】の追究に走った拓と、【悪】の気持ちになってしまった神津の対比だったのか。
「検察、警察ざまーみろ」って最後、神津(武田真治)が言っていたけど、なんともむなしい。
なんとなく「ざまーみろ」って言葉は個人的に好きじゃない言葉でした。
その理由が今回の事件を見て、分かった気がした。
神津(武田真治)自身は、4浪とはいえ、法医学を志した、未来ある青年だった。
その青年を悪の道に走らせたのも冤罪。
冤罪で、せっかく4年も掛けて手に入れたチャンスを踏みにじられたので、変なところにスイッチ入ってしまったのか。
神津(武田真治)の背負っている背景が伝わってきて、気持ちが苦しくなりました。
やーしんどい。
武田真治の熱演にやられた。
冤罪は、良くないけど、なかなか難しい問題だと言わざるを得ない。
検察警察だって、事実誤認、さらには、冤罪にしたいとなんて思っていないはずだろう。
冤罪を作り上げたくて作っているわけではないでしょうしね。
免罪弁護が、お金にならないというのも、また切ないです。
拓のように、友達や大切な人が、容疑にかけられて大変な目にあった人くらいでないと、なかなか冤罪弁護士は務まらないですね。
お金もらえなくて、再審を覆すことは、難しいなら、食べていけませんからね。
拓と、和倉は、結局、今のところは、【ラブ】では、なさそう。
こういう弁護士ものって【ラブ感】が出てきても、早々にくっつきませんよね。
和倉は、拓の身代わりになって刺されたけど、仕事のパートナーとして、身代わりに刺されるってなかなかできないよな。
その上、切られてままならないのに、拓の父親への抗議にも駆け付けるわ。
只者ではないは、和倉さん。
何と言っても、良かったのが、遺族の秋保(藤木直人)が救われたと言ってくれたことだ。
前回、秋保とは、決別宣言?に捉えられるような状況になっていただけに、拓にとって、喜びは、ひとしおだっただろう。
これは、本当良かったな。
誰かのためになるから、救われることもあるよね。
こういう冤罪弁護士は特に・・・
今回、小道具の、「タバコの吸い殻」がよく使われていました。
それにしても、神津(武田真治)が自供しなかったら、冤罪として認められもしなかったのかもしれない。
グレーで片付けられていたのかと思うと、怖いところだ。
イノセンス 冤罪弁護士10話・評価4.2
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イノセンス 冤罪弁護士キャスト・スタッフ
土曜日のドラマ
【放送局】日テレ
【開始日】1/19
【時間】10時00分~
【出演】坂口健太郎、川口春奈、趣里、赤楚衛二、小市慢太郎、正名僕蔵、市川実日子、志賀廣太郎、杉本哲太、藤木直人
【脚本】古家和尚
【演出】南雲聖一、丸谷俊平
【音楽】UTAMARO Movement
【HP】イノセンス 冤罪弁護士
坂口健太郎が冤罪被害に立ち向かう弁護士役で主演! “科学”を武器に逆転劇に挑む
ココがポイント
意外な実証実験で冤罪(えんざい)事件を解き明かす若き弁護士の活躍を描く、ヒューマン・リーガル・エンターテインメント
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